じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 理学部の芝地のニワゼキショウがいっせいに花をつけた。雑草とはいえ、いちめんのお花畑は見事。


5月23日(金)

【ちょっと思ったこと】

郵政公社は勧誘にご熱心

 夏の行動分析学会年次大会の諸経費支払いのため、郵便局へ。キャッシュコーナーは毎日のように利用するが、窓口まで出向いたのは久しぶりのこと。郵政公社に変わってからは初めてであった。

 郵便振替口座関係の手続が終わって帰ろうとしたら、窓口の職員が、保険の勧誘を始めた。
  • (職員)センセー、保険は入っておられましたかね。1000万円まで大丈夫ですよ。
  • (私)いや、そんなもん、1000万ギリギリまで入っているぞ(←本当はウソ)。
  • (職員)年金のほうはどうでしたかね。
  • (私)いや、それも大学のほうでいっぱい入っている(←これもウソ)
  • (職員)じゃあ、奥様の保険はどうでしょうか。養老保険とかいろいろありますが。
  • (私)いや、どっちにしてもカネが無い(←これはホンマ)
  • (職員)ウソでしょ。お金あるでしょ。
  • (私)ないない。ホント、今困っているんだから...。
と言いながら局を出たが、あれじゃあまるで、保険や年金の勧誘をされるために郵便局に行くようなもの。その直前に銀行のほうにも税金を払いにいったが、保険の勧誘は受けなかった。あっそうか、銀行では保険は扱っていなかったか。




ひまわりとゴーズ

 気象衛星「ひまわり5号」から任務を引き継いだ米国衛星「ゴーズ9号」が23日、一時画像が送られてこないというトラブルを起こしたという。このニュースで初めて知ったのだが、ゴーズ9号は引退したひまわり5号と同じ年の打ち上げであり、すでに設計寿命を過ぎているという。精密な予報に欠かせない唯一の衛星がこのようなお古で、しかも米国頼みとは情けないことである。

 しかも朝6時台の気象コーナーによると、ゴーズが写す映像は、ひまわりよりも東に偏っている。これによって梅雨前線の活動とも密接に関連するインド・ボンベイ(←ATOKの情報によれば「ムンバイ」に地名変更)、あるいは中国西部、チベット方面の雲の様子が写らなくなってしまった。学術研究上は問題ないのだろうが、残念なことである。

 静止気象衛星のことはよく分からないが、これまでの「ひまわり」は日本上空の雲の様子だけを伝えてきたわけではない。赤道上にある以上、南半球を含めて同じ経度の地域すべてに平等に情報を伝えられるはずだ。であるなら、何も日本だけがお金をかけるのではなく、ロシア極東地域から、中国、韓国、フィリピン、インドネシア、オーストラリアに及ぶ地域が資金を出し合って共同で運用すれば済むことだと思うのだが、何か問題があるのだろうか。




セ・リーグ、しっかりせい

 夕食時、他に視る番組も無かったので、たまたまやっていた巨人・横浜の中継を部分的に観戦した。最終的に、横浜14-巨人10、ホームラン7本が飛び出す乱打戦となったようだが、緊迫感に欠け、勝負への執念が感じられないオープン戦のように思えた。

 私が見ていた時間帯だけに限っても、横浜の外野手たちは、凡フライを譲り合いで落としてしまっていた。それも二度である。その他、バント失敗もあり。両チームから出てくる投手も次々と打たれているのを見ると、ちゃんと調整したことを確認してマウンドに送り込んでいるのかどうか、監督の采配さえ疑わしくなる。いくらホームランがたくさん出たからといって、金を払って球場まで見に行く対戦ではないなあ。そういや、上空から見た球場は、巨人戦にもかかわらずけっこう空席が目立っていた(←観客は2万6000人。この日、福岡ドームで行われたダイエー・西武戦は4万8000人)。

 5/21の日記で、阪神が貯金15、2位と7ゲーム差はちょっと出来すぎではないかと書いたが、5/23終了時点では、貯金16、2位巨人と7.5ゲーム差とさらに差が開いてしまった。阪神ファンとしては申し分ない展開であるとはいえ、他チームがこんなだらしない試合ばかりやっていたのでは、悲願の優勝が達成されても、せっかくの価値が下がってしまうではないか。