じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 文学部西側のマツバギク(赤花)が満開となった。この欄でも何度か書いたように、マツバギクは同じ場所に植えておいても、花の色により咲くタイミングがずれる(1999年5月12日の日記参照)。すべての色を一斉に咲かせることは難しいようだ。


5月18日(日)

【ちょっと思ったこと】

SARSは次の冬が心配

 新型肺炎(SARS)については、この日記でも時折ふれているところだが、朝出かける頃にちらっと視るモーニングショーあたりから断片的な知識を得ているくらいであり、何が真実で何がウワサに過ぎないのか、未だによく分からないところがある。

 特に気になるのは、秋以降の感染防止対策である。

 いまの時期ならば、健康な成人が突然が38〜39度の熱を出すということは稀であり、その場合、とりあえず自宅隔離措置をとって様子を診ることができるだろう。ところが、もし、インフルエンザにより、何万人もの人が同時に発熱したらどう対処するのだろうか。

 ここ数日、台湾人医師が日本国内旅行後にSARS感染を確認されたことに関連して、観光バスの運転手や、同じホテルの宿泊客の発熱が大きく取り上げられた。

 大阪の同じホテルに宿泊した茨城県の男性の場合は、13日夜から38〜39度の熱を出し、咳も出たが、現在は症状が落ち着いているという。しかしこの程度ならば、インフルエンザはもちろん、普通の風邪でも当然おこりうる症状である。もちろん最終的にはウィルスの遺伝情報などで確認できるのだろうが、あまりにも日数がかかりすぎる。少しでも早く、ワクチンや検査薬を開発していかないと、経済の大混乱が起こるのではないかと、素人なりに気になってしまう。






野球の面白さはヒットばかりではない

 18日の夜は久しぶりにプロ野球(阪神vs巨人)中継の一部を観た。昨年までは、阪神ファンとしてはストレスがたまる一方だったので野球中継は殆ど観なかったのだが、今年は、多少負けていても後半に逆転が期待されるし、ピッチャーがしっかりしているので安心できる。6月3日にはマスカット球場にやってくるとのこと。6コマ目までの授業担当がなければ観に行くところだった。

 この試合を観ていて思ったのだが、野球の面白さはやはりチームプレイにある。例えば、ある打者が2アウトからタイムリーヒットを打つと賞賛される。しかし、直前の打者が粘って四球となり投手にプレッシャーを与えていたことは忘れられがちである。このほか、大切な場面で犠打をちゃんと決めることも打者の腕の見せ所である。

 前にも書いたが、松井選手やイチロー選手がヒットを打つ場面だけを流したところで、本当の活躍の様子かどうかは分からない。ヒットを打たなくても次の打者につなげる働きをするなら立派な活躍と言えるし、すでに大差がついたところでホームラン一本を打ったところで大した価値は無い。

 ちなみに、5月19日朝6時32分からのNHKスポーツコーナーは、
●大リーグ(イチロー3安打、松井1安打、野茂)→プロ野球まるごとフラッシュ→大相撲→サッカー
という順であった。ま、朝7時からのニュースのトップ項目では阪神快進撃の映像が伝えられたので、ヨシとしておこうか。