じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ドイツの森で見たアーティチョーク。自分でも育てたことがあるが、夏越しが難しい。『楽しいハーブ入門』(樺島みどり、主婦の友社)によれば、蕾の収穫は3年目が最大で、4年ごとに更新するのがよいらしい。


5月17日(土)

【思ったこと】
_30517(土)[旅行]7年半ぶりのドイツの森はうっすらと雪化粧?/犬にもちゃんと入園料
[写真] [写真]  天気がよかったのと、先週来、夏の学会の準備作業でくたびれていたことへの休憩を兼ねて、夫婦で「ドイツの森 クローネンベルク」(吉井町)に行ってきた。アルバムで調べたところ、ここは1995年10月8日に家族4人で一度訪れたきりであり、およそ7年半ぶりということになる。

 前回訪れた時の印象はとにかく人が多かったということだ。どこのテーマパークでもそうだと思うが、開業当初は大勢がおしかける。あの頃は、周辺の県道も休日午後には大渋滞して迷惑したものであった。

 あれから7年半が過ぎ、もはや駐車場はがら空き状態。土曜日の昼というのに、入り口ゲート付近(写真左上)も、街エリア(写真右上)も人影はまばら。せっかくの民俗芸能(写真左下)も空席が目立ち、出演者が気の毒に思えるほどであった。

[写真] [写真]  7年半前に初めて訪れた時に比べると園内はけっこう狭く感じた。これも人が減ったためかもしれない。「ベルク(村)」への坂道はけっこう急でくたびれたように記憶していたのだが、それほど大したことはなかった。たぶん当時はまだ子どもたちが小さく、手をひいて歩くのにくたびれたためそう感じたのだろう。

 ベルクへの坂を登っているうちに、そらから白い雪のようなものが無数に降ってくることに気づいた。道脇の白く積もったものを手にとってみると何かの綿毛であることが分かった。

 ベルクのイベントホール横に庭(写真右下)は、まるでちょっとした雪化粧のようになっていた。そこには何本かポプラが植えられており、落ちた枝にも綿毛がついていた。そうか、ポプラがはこういう種をつけるとは知らなかった。

 念のため、帰ってからネットで調べてみたところ、ポプラの綿毛についてのサイトがいくつかヒット。北海道ではこの時期の風物詩となるらしい。




 もう1つ面白いと思ったのは、ここでは、犬の入園が認められているということだ。パンフには「大人800円、小人400円、シニア400円、犬300円」(※JAF会員証があると200円割引となる)というようにちゃんと犬の入園料が明記されている。このほか、別料金で、お散歩犬の貸し出しもやっているという。テーマパークの生き残り策としてはいろいろ伝えられているが、犬と一緒というのはユニークな取り組みかと思う。

 余談だが、パンフには「園内への犬以外のペットの持込みは、固くお断りします」と記されてあった。妻も疑問だと言っていたが、犬以外を持ち込もうとする人っているんだろうか。

 このドイツの森、市内からは30kmにも満たない距離にあり、渋滞さえ無ければ40〜50分で行かれる。人が少なくなった分、のんびりと過ごすには最適。お気に入りのパン焼きもあり、妻は今日はここに来て本当によかったと言っていた。