じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 時計台前のアメリカフウ。新緑が最も美しい時期を迎えた。


5月4日(日)

【ちょっと思ったこと】

さよなら、縫いぐるみたち

[写真]  4/26の日記にも書いたように、今年の連休は遠出はせず、もっぱら不要品の整理、借りている畑と大学構内の雑草とりなどで毎日を過ごしている。

 そんななか、物置(←畑と一緒に借りている古家)にしまってあった縫いぐるみ3体を、月曜日の可燃ゴミに出すことになった。この縫いぐるみたちは、息子が生まれる前、妻の求めに応じて買い揃えたものであった。

 しばらくは部屋の隅の手の届く所に置いていたが、子供たちに縫いぐるみを与えるのは教育上・衛生上よろしくないという妻の考えから、本棚の一番上にビニールの袋をかけて飾っていた。その後、子どもたちの使った玩具とともに物置にしまい込んでいたのだが、これがイケなかった。今回、不要品整理目的に久しぶりに出してみたら、なっなんと、ネズミに囓られていた!のであった。写真では見えていないが、いずれも、足の部分やお尻の部分が無惨にも食い破られ、中味が引き出されていた。そればかりか、おしっこのニオイまでしみついている。子育て開始時の想い出がいっぱい詰まっているとはいえ、これ以上の保存は困難と判断し、捨てることを決めた。

 本当は先週木曜日に捨てるはずだったのだが、ゴミ出し直前になって妻が、写真を撮ってからにしてほしいと言い出す。そこで日曜日にいったん袋から出して、ネズミの糞や塵を取り去ってとりさってから撮影したのがこれらの写真である。

 子育てが忙しかった頃、ちょうど「NHKみんなのうた」で
僕は くまの縫いぐるみ 1つ 腕がちぎれそう...
というをやっていたのを思い出した。上にも書いたように、我が家では子どもたちには縫いぐるみを与えない方針を取っていたので、子どもたちがこれらに執着することは全く無い。ランドセル、絵本、玩具類などもみなそうだが、子どもたちよりも親のほうが愛着をもっており、なかなか捨てきれずに場所ふさぎの一因になっている。




ついに出現

 連休は晴天にめぐまれ、岡山の5/4の最高気温は27.9度まで上がった。実験室周辺で今年初めてヤブ蚊が出現。長袖のうちはあまり刺されることも無かろうが、いちいち蚊を気にするのでは落ち着かない。虫除けスプレーをつけるのも面倒。嫌な季節がやってきた。




久しぶりに「ひょうたん島」を視る

 5/4の夕食時にNHK教育「ひょうたん島:海賊の巻(4)」を視た。声優は、ガバチョ大統領役以外は元のままであったようだが、当時の録音を使っているのか、それとも、高齢になられた方々が同じ声を出しているのか、とにかく、東京オリンピック終了の頃の番組があのような形で復活しているというのはそれだけで驚きである。

 もっとも、今の子どもたちがあれを視て熱中できるかどうかは少々疑問だ。もともとあの番組は、おおむね平和な生活の中でちょっとした事件に出会う程度の、2〜3回見落としてもどうということのない、退屈な番組であった。人形劇としての制約上、宮崎アニメのような幻想的な世界が描かれることは決して無い。どのくらいの視聴率を得られるものなのか、視聴者の世代はどうなっているのか、興味が持たれる。