じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 大学構内のツツジが例年になく多くの花をつけている。そんななか、同じ枝に違う色や模様の花をつけている株をみつけた。オシロイバナではしばしばこういう現象が見られるが、ツツジでこのことに気づいたのは今回が初めて。 [写真]


4月29日(火)

【ちょっと思ったこと】

この時期でないと...

 この時期でないとなかなか口にできないことがある。この気持ちは、ごく一部の人にしか分からないだろう。それは





SARSと子供の自己治癒力

 4/30朝のNHKニュースによれば、10歳未満のSARS感染者は10歳以上の感染者に比べて軽症、これまでのところ死者は出ていないばかりか、酸素吸入も必要なかったという。

 症例が偏っている可能性があるので即断は禁物だが、子供の時に罹っておけば軽症で済むが、大人になって罹ると重症になるという病気は他にも知られている。

 ごく幼い子供は母親から受け継いだ免疫により守られるというが、そればかりではなさそうだ。どっちにしても今度のSARSの場合には母親自身には免疫が無かったわけだから、これは当てはまらない。子供には、医学的にはまだ解明されていないような特別の治癒力があるのだろうか。

 これまでのところSARSは自然発生的なウィルス変異によるものと言われており、テロや犯罪の疑いは少ない。しかし今度の騒動にヒントを得て、反政府テロやライバル国の経済に打撃を与える目的で新たなウィルスが人為的に作られる可能性も皆無とは言えない。またバイオ技術の何らかのミスにより、想定しなかったような伝染病が世界中に広がるという恐れも否定できない。

 上記のニュースと重ね合わせて考えてみると、ひょっとして、近い将来、未知の病原体によって大人たちが全員死亡。10歳未満の子供たちだけが地球上に生き残るなんていう時がやってくるかもしれない。そんな時のために遺すべきものは何か、点検しておく必要もありそうだ。

 なお、「子供のほうが軽症」については俗説や思い込みもありがちなので、子育ての際には注意が必要である。私なども、麻疹は小さいうちに罹っていたほうが軽いと思い込んでいたことがあった。かつて息子が麻疹になった時に、「早く罹っておいてよかったです」などとかかりつけの医者に話したら、とんでもないと怒られたことがあった。






阪神タイガース、優勝!するといいなあ