じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 文化科学研究棟前のガザニア花壇。あまりにもたくさん生えてしまったため、ガザニアを自分で育てる気力がすっかり失せてしまった。


4月27日(日)

【ちょっと思ったこと】

今ごろになって「ハリポタ秘密の部屋」を観る

 数日前、妻が「ハリポタ:秘密の部屋」のビデオを観ていた。タイトルはともかく、ハリポタというのが何者でどういうストーリーなのか私は全く知らなかったのだが、面白そうな映像が出ていたので、巻き戻して最初から観ようということになった。

 第一印象として、先日映画館まで行って観てきた「ロードオブザリング:二つの塔」と作風が何となく似ているということ。「しもべ妖精ドビー」なんて、このあいだ出てきた「ゴラム」とそっくりの顔をしているではないか。目玉ばかりでかい爬虫類型(もしくは蟷螂型)のキャラというと、大昔の映画「E.T.」を連想させるところがあるが、あれって何か特別な意味があるのだろうか。

 ストーリー自体は面白かったが、せっかちな私には少々時間が長すぎた。レンタルの期限が日曜日の深夜までということだったので最後まで観てから夕食後の散歩に出かけた。そのおかげで、息子の弁当のおかずを買うことができなかった。



選挙に落ちた人の残念度

 4月27日に統一地方選挙の後半戦が行われたという。私の住んでいる岡山市は、なぜか、3月23日(日)に岡山市長・市議選挙、4月13日(日)に県議選があり、すでに選挙はすべて終了していた。こうしたズレがどうして起こったのかはよく分からないが、例えば、岡山市長選挙(3/23)で投票した人が津山市に引っ越ししても市長選挙(4/27投票)に投票することはできないことは確かだ。とはいえ、年度の変わり目には移動が多いので、競り合っているところでは、年度末実施と年度初めの実施では当落に多少の影響が出てくるし、所によっては、退職金や年金の額にも違いが出てくるように思う。

 ところで、首長選挙や最近の小選挙区のように、当選者が1名と決まっている選挙で落選した人はその結果をどう受け止めているのだろうか。

 いちばんショックなのは、現職で出馬して落選したケースであろう。4年後の再起をめざす人もいるし、別の道に転じる人もいる。

 選挙の場合は、当落がすべてであって、得票が多くても少なくても落選すればそれで終わりだ。もっとも、「残念度」の大きさと得票とは微妙な関係にあると思う。あまりにも大差がつけば、きっぱりと諦めがつく。逆に僅差で敗れた場合というのは、いろいろな後悔が出てくるに違いない。このあたり、単純な「強化」「弱化」の原理では説明がつかないように思う。

 先日、岡大でも学長選挙が行われた。当初、現学長の無投票当選になると思われていたところ、3月に停年退職となった某氏が突然立候補を表明し、一騎打ちとなった。結果は予想通りであったが、大差とはいえけっこう「善戦」されたということで一部の教員のあいだで話題になった。今後どういう道を選択されるのか、大いに興味をひかれるところである。