じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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§§ 山陽自動車道のSAにある蠍座のモニュメント。上り方面と下り方面に分けて6星座ずつモニュメントが配置されているが、その中でもっとも制作に手間がかかったと思われるのがこれ。


3月29日(土)

【ちょっと思ったこと】

最短(じぶん比)の春休み/動物園

 大学教員にとっては3月25日の卒業式から4月10日のオリエンテーションまでの期間は、教務関係の委員を引き受けていない限りは比較的校務の少ない時期にあたる。過去日記を調べてみたところ
  • 1998年:北海道旅行
  • 1999年:九重登山
  • 2000年:日光、海ほたるなど
  • 2001年:湯布院、別府
  • 2002年:富士箱根
というように、毎年3泊4日程度で家族旅行をしていた。

 ところが今年は、夏に岡山で開催される行動分析学会の雑務のほか、子供たちの補習や塾などの日程が重なって長い休みをとることができず、結局、妻の実家のある北九州に1泊、某所にもう1泊、という2泊3日の帰省を兼ねた旅行をするだけで新年度を迎えることになった。

 初日の29日は、朝、岡山を出てから山陽自動車道経由で北九州へ。行程は360kmあまり、昼食を入れて5時間程度の道のりであった。着いたあと、義父と娘と3人で「到津の森公園」へ。この公園は、かつて西鉄が動物園・遊園地として営業していたものだが、経営上の理由により北九州市主体の市民公園に生まれ変わり1年目を迎えたところであった。私自身は、西鉄が営業していた頃に1度訪れただけであり10数年ぶりということになる。

 園内はかなり改装されており、それぞれの動物がストレスを受けないよういろいろな工夫がなされていた。入園料大人800円はちょっと高いようにも思うが、動物好きの人なら3000円の年間入園フリーパスで好きな時に訪れることができる。

 大学・大学院の頃は京都市の動物園に何度も足を運んだことがある。動物園というのは、珍しい実物を眺めるというためにあるものではない。馴染みの動物がそこに居ればこそ、顔を見に行く楽しみができるのだ。忙しい人も、こういうのんびりとした顔を見れば、少しは心が休ますはずである。