じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[写真] 冬の間ずっと咲き続けていたサザンカの花が散り、その間からチューリップの芽が顔を出している。ここでも主役の交代。


3月10日(月)

【ちょっと思ったこと】

確定申告が苦手だった理由

 月曜日夕刻に税務署に。私事ということで律儀に1時間の年次休暇をとったが、今年はただ書類を持って行っただけで、相談コーナーで書き方のアドバイスを受ける必要は全く無かった。大学からの所要時間は往復で20分。せっかくの1時間分の年休が勿体ないので(←年休は時間単位なので、10分でも休むと1時間扱いとして処理される)ついでに10分床屋に寄ってみたが、いっそのこと郵送で済ませてもよかったかもしれない。

 今年の申告を自力でできたのは、要するに、収入項目が昨年と全く同様であり、昨年度の控えを参考に、今年の金額を書き込むだけで事足りたからだ。




 確定申告が苦手であったのは、まずとにかく1年に1回しか書き込む機会が無いため、慣れる前に忘れてしまうことに最大の理由があるように思う。

 それと、私のような理屈っぽい人間には、なぜそういうことをするのか(例えば定額の控除など)という体系的な説明が無いと全体の流れがつかめない。いちいちどれが該当するのかをチェックしていなかければならずどうしても見落としてしまう。

 昨年の申告の際に、ただ「こう書きなさい」ではなく「こういう条件を満たしているので、こう書きなさい」というアドバイスを受けたのが役立った。たぶん来年度も自力で申告できると思う。




ノートパソコンが見づらい

 最近ますます老眼が進行し、B5サイズのノートパソコンの液晶画面が見づらくなった。本や書類を見る時に加えて、液晶画面を見るときにも老眼鏡が必要になるとは、まったく情けない話だ。

 このことで思ったのだが、はっきりと見るためには、文字の表示サイズを大きくするだけではだめ。画面を遠ざけるか、老眼鏡を使うしかない。大きい文字ならぼやけていても読み取れるが、これは非常に目が疲れる。

 これまでずっと、大学の研究室では21インチのディスプレイを60〜70cmほど離れたところにおいて仕事をしていたので、見づらいと感じたことはなかった。もっともこのディスプレイもだいぶ老朽化しており、いずれはカラー液晶に取り替えざるを得ない。同じ理由でなるべく大サイズのものが欲しいところだが、予算があるかどうか...。




ポリマー入り消火水

 3/11朝6時台のNHKニュース・情報BOXによれば、少ない水でも効率的に消火できるような、ポリマー入り消火水が開発されつつあるという。大地震などで十分な水が確保できない場合に威力を発揮するものと思う。

 番組によれば、ポリマーを溶かした水は70度を超えると固まってくる。燃えているものを固めてしまうので、外部に流れ出す水が少なくて済む。着眼点が面白いと思った。

 若干気になったのは、物の表面だけが固まってしまうと芯の部分に水が浸透しにくくなり再び燃え出す恐れがあるのではないかという点。番組で紹介された映像でも、ポリマー入り消火水のほうが少ない量で消火が完了した反面、まだ、くすぶりがあったように見えた。ま、そこらへんのところは十分に考えているのだろうが。