じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
私から妻、息子、娘へのクリスマスプレゼント。息子には、ハリポタの英語版と『数字で読む日本人』というバイリンガル版。娘には、『カード、英語で書きましょう』と『心が元気になる英語のことば』、妻には、生協のバーゲンで買った300円から600円のCD-ROMソフト。
妻へのプレゼントは翌日もテーブルの上に置きっぱなしになっていた。妻からは「何がいい?」と聞かれたので「実用品でいいよ」と言ったら、こういうプレゼントをくれた。 |
【ちょっと思ったこと】
外来語を分かる日本語へ 12/26の朝日新聞記事によれば、国立国語研究所は25日、63の外来語についての言い換え例を発表した。この検討は、今春の経済諮問会議で、「バックオフィス」、「アウトソーシング」などのカタカナ言葉が飛び出し、小泉首相が「町内会の人たちは分かるのか」と怒ったことをきっかけにしているらしい。 もっともこういう指摘をしたのは小泉首相が最初ではない。私が知る限りでは、2年ほど前にも、第147国会・文教委員会(2000年2月24日)でこんなやりとりがあった。ちなみに松浪委員とは、このたび保守新党に移籍した松浪健四郎委員、中曽根大臣とは、中曽根弘文・文部大臣(当時)のことである。 松浪議員の国会内外での言動や行動には賛成しかねることがあるが、上記の指摘はまことにその通りである。行政の中核が「アメリカではの守」であっては困る。カタカナ語が町内会の人たちに分かるかどうかということは本質的な問題ではない。カタカナ語にすることで何となく新鮮でカッコイイと思うような風潮のほうが問題なのだ。 ところで、今回の「日本語への言い換え例」には多少首をかしげるところもある。いくつか挙げてみると
ATM破壊強盗を防止する方法 各種報道によれば重機を使ってATMを破壊し現金を盗み出す犯罪が急増。今年は54県、被害額は3億2000万円にのぼっているという。関係機関はこれに対して、重機の盗難防止策、ATMの防護策、警備体制の強化などを検討しているとのことだが、もう少し、一般市民の協力に期待してもよいのではないかと思う。 少し前にもTVニュースで目撃者が事件の一部始終を語っていたが、この種の犯罪は、重機の移動や破壊の際に大きな音が出るはずだ。通常の工事と違うくらいのことは周辺住民や通りがかりの人たちにも簡単に察知できる。しかも今やケータイがどこでも使われている時代だ。目撃談を語れるぐらいだったら、なぜ通報しなかったのか不思議でならない。 とはいうものの、この忙しい世の中、周りの出来事には関わりたくないという人も多いかと思う。このさい、通報行為をポジティブに強化する必要がある。例えば、通報により事件が未遂に終わった場合は100万円、犯人が逮捕された場合には500万円というように莫大な報奨金を出せば、近所の人も通行人も、早期の通報にもっと注意をはらうはずだと思う。 このほかどんな防止策が考えられるだろうか。破壊が始まってから警報装置が作動したのではもはや手遅れだ。そこで、例えば、ATMの周囲の道路にセンサーを張りめぐらせておき、重機のような重い車両が近づいてきた時には自動的に通報を開始するという方法も考えられる(落とし穴を掘っておいて、重機のような重い車両だけ落っことすという手もあるが、消防車まで落っこちたのでは火事の時に困る)。 要するに、この種の犯罪は「重い物」が必ず使われるのだから、重い物が近づくかどうかを察知できれば十分防げるはずだ。 |
【思ったこと】 _21225(水)[心理]学会年次大会開催について考える(4)郵便振替口座はそう簡単には作れない 年次大会の参加費を送金してもらうための郵便振替口座を作りに近くの郵便局に行ったところ、公的な証明が無いと開設できないと言われた。各種の不正送金に利用されないための措置であろう。 公的な証明というのは、例えば学会費の徴収用であれば、定款とか会則のことを言うらしい。年次大会の場合は会員に配るお知らせでもいいですよと言われたが、お知らせに口座番号を記すためにわざわざ早めに口座を作りに来ているのだからこれでは順序が逆だ。 どっちにしても年内に作るのは難しそうなので、開設は見送り。次善の策として、私の個人口座を大会終了までの間、大会専用の出納のために使うことを考えている。それにしても、参加費集めがこんなに厄介だとは知らなかった。 |