じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] ハナミズキの赤い実と半田山。半田山は黄色から茶色に変わりつつある。





11月23日(土)

【ちょっと思ったこと】

ゆとりの無い日々

 11/23〜11/24は形式上は連休にあたるのだが、完全週休2日制のもとでは普段と全く変わらない生活になっている。

 もっとも私の場合、金曜〜土曜は、木曜のゼミで提出されたファイルのアップデートと内容点検、土曜〜日曜は月曜日の授業2コマの準備に大半の時間を費やすため、実質的に休みをとれない。今回は特に、金曜日に4つも会議があったため、それらの仕事が1日ずれこんだ。仕事の量が変わらないのだから、年休など無意味。怠れば怠るほど仕事がたまってくるばかりである。

 昼間が短いせいもあるのだろうが、さいきん、時間があまりにも速く過ぎていくことに驚きを感じる。23日なども、息子とラーメンを食べに行って、100円ショップで文具などの買い物、そのあと、ガソリンスタンドで給油と灯油購入を終えて戻ってきたらもう15時になっていた。休日といえども、観葉植物の手入れや畑仕事などちっともできない。室内各所もずいぶん散らかっているのだが、整理整頓する余裕が無い。

 ゆとりをもたせるためには、残りの人生の中で、できそうなことと最早不可能であることを区分して、できそうもないことはバッサリ切り捨て、ついでに、読めそうもない本、使わない家具などもどんどん捨てて、シンプルな環境作りを心がけることが必要ではないかと思う。といっても、仕事が山のように押し寄せてくる現実は変えがたい。





初霜

 11/23朝の岡山は放射冷却で冷え込み、最低気温は平年より3.8度低い2.3度まで下がった。朝方、車の窓ガラスに霜がついているのを発見。私的にはこの冬最初の霜であった。

 霜で気になるのは観葉植物である。すでに大部分は室内に取り込んであるが、ベンジャミンゴムの木などはまだベランダだ。今日中に何とかしておこう。



マラソンの死者

 各種報道によれば11/23に開かれた第12回福知山マラソンと2002名古屋シティマラソンで合計3名がレース中に倒れ、死亡したという。福知山マラソンでは、59歳の男性が22km付近、58歳が38km付近でそれぞれ意識を失い、急性心筋梗塞で死亡。名古屋シティマラソンでは10kmコースに参加した58歳男性が8km地点で倒れやはり心筋梗塞で死亡したという。

 マラソン出場者というのは日頃から練習に励み、人一倍頑強な心臓の持ち主であるように思えるが、1日に3名も死亡というのはどうしたことだろうか。それと、年齢がみな60歳直前というのも気になる。私自身はマラソン出場には全く興味が無いけれど、いましばらく、海外の山登りやトレッキングに参加したいと思っている。病院のベッドよりは大自然の中で最期を迎えるのは本望ではあるが、周りには大迷惑をかける。やはり50代前半までで自重しておくべきだろうか。




グランドひかり

 11/24の朝日新聞記事によれば、4両の2階建て車両で親しまれた「グランドひかり」の「さよなら運転」が23日に行われ、新大阪〜博多間を1往復、食堂車の1日営業もあったという。グランドひかり自体は、今年5月にすでに定期運転から外されている。2階建て車両は、100系「こだま」でまだしばらく使われるが来年秋には姿を消すということだ。

 在来線の豪華寝台列車と異なり、新幹線ではもっぱらスピードが重視される。また、採算の合わない食堂車は廃止される。これも時代の流れなのかもしれないが、グランドひかりには旅のロマンのようなものがあった。子どもたちには、いまの「のぞみ」以上に夢を与えてくれたと思う。それと、ああいう車両をもう少し改良すれば、介護を必要とするような方の移動にも便利ではないかと思う。

 ちなみに私自身は、2階建てのグリーン車や食堂車は何度か乗ったことがあるが、1階の個室はとうとう利用する機会がなかった。