じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
日曜日、時計台前の芝地で彼岸花を見つけた。秋のお彼岸にきっちりと開花するという規則正しさに驚かされる彼岸花であるが、ここに咲いているものは10日以上の遅れ。それと、昨年まで生えていなかった場所に突然出現したというのも謎である。 |
【ちょっと思ったこと】
ノートパソコン使いすぎで、デスクトップ 最近、デスクトップ 個人的には、最近ではノート用ミニサイズのほうが速く、正確に打てるようになってきた。しかもこちらのほうが指がくたびれない。標準サイズとの二刀流が難しいことを考えると、このさい、デスクトップ [※10/8追記]タッチタイピングの情報(nm様、しんた様)、デスクトップをディスクトップとしていた誤表記のご指摘(しんた様)どうもありがとうございました。 どうなる大学祭 昼前、事務室の前を通った時、二部校友会の「夜学祭中止のお知らせ」というポスターが目にとまった。岡山大学では、11月の連休(年度により文化の日または勤労感謝の日の前後)に3日間にわたって大学祭が開かれるが、これとは別に、ほぼ同じ期間の土日2日間に限って、二部(夜間部)学生たちによる「夜学祭」が文法経建物前の駐車用広場を使って行われてきた。今年度はこれを中止するという。 中止になった理由としては、参加する学生が少ないこと、昼間部の学生の企画に加わる学生もいること、地元との交流が減ってきたことなどがあるようだ(←長谷川の記憶のため不確か)。そういえば、私が岡山に移ってきた10年ほど前には、地元の子どもたちも参加できるイベントがあり結構盛り上がっていたようだったが、ここ数年は訪れる人も少なく、スタッフたちが観客席でサクラになっているような光景も見かけた。 もう1つ、これはあくまで私の推測であるが、今年の春に、二部の学生たちが使っていた施設が移転。長年親しまれてきた集会所は取り壊された(3月7日の日記参照)。これによって、従来、夜学祭会場となっていた広場も大きく様変わりし、会場の設営が難しくなったのではないかとも推測される。 昨年1月に東京・八王子の大学セミナー・ハウスで行われた大学教員研修プログラムに参加した時に、一部の大学では大学祭ができない状態にあるという話を聞いた。学生にそれを担うだけのパワーが無く、また、仮に実施しても研究室単位での大学祭参加が少ないという話だった。 岡大では、とりあえず昼間の学生たちによる大学祭が今年も継続される予定であるが、実際のところは大部分がサークル等による出店の行列ばかりで、文化・学術的な取り組みや、研究室紹介のようなものはあまり見かけない。この時期に行われていた全学シンポジウムも今年は中止になった。 もっとも、ある意味ではこれも当然と言えるかもしれない。主催する学生たちも、大学祭にやってくる「お客」は、講演会やシンポに関心のある人たちとは明らかに「客層」が異なる。また、かつて大学祭は高校生にとって大学を知り進学先を選ぶ重要な機会になっていたのだが、最近では国立大でも説明会やオープンスクールが活発に行われるようになり、大学祭の役割自体が、外部との交流よりも、自分たちで楽しむ、あるいは友達を連れてきて楽しむ場というように変化してきたことも否めない。このさい、1つのベンチャービジネス体験と割り切って、自主イベントを成功させることに専念すればそれでよいかも。 |