じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 上海のホテルで見たTVアニメ。エンディングの歌詞の一部「有件事情 我想要拝托.....」というのはどういう意味だったのだろうか。





8月19日(月)

【ちょっと思ったこと】

2週間のあいだに

 2週間の旅行中の変化、その間に起こったことをメモしておきたい。
  • 夕食後の体重は63.0kg、体脂肪は17.5となっていた。7月末の職員定期健診の際には、朝方の空腹時の体重が63kg台だったから、およそ1.5kgほどの減少。体脂肪のほうも1.5ほど減ったのではないかと思う。
  • 受信したメイルは公用が116通、私用17通だった。公用はほぼ2/3が宣伝メイル。もっとも、少し前からサーバー側でフィルターをかけるようになったので、大サイズのウィルスメイルは一件も届いていなかった。私用のほうは大部分が、こちらから自動的に受信拒否通知を出したメイルに対する配信不能(宛先不明)通知。相変わらずSPAM類は、発信アドレスを詐称しているものが多い。和風(wafu.ne.jp)のアドレスは、受信停止の設定をしていたので当然のことながらゼロ。
  • 封書類は、盆休み期間ということもあって通常時の3日分程度。
  • ベランダなどに置いていた鉢物は、妻の献身的な水やりのおかげで大部分生き延びたが、連日の猛暑のせいだろうか、ブルーベリーの大鉢、コニファーなどが枯れていた。
  • 水槽で飼育していたベタは、1番最初から飼い始めたつがいは元気だったが、他の2水槽のオスは影も形もなくなっていた。
  • 6月の分担授業(心理学研究法)で使用したハムスターは元気にはね回っていた。そういや、妻は結婚当時は霊長類飼育担当の技官をしていた。その気になればちゃんと世話してくれるもんだ。がはははh。
  • 成都のホテルでは無料でインターネットにアクセスできたので、娘宛にEメイルを送ってみた(アサヒコムメイルなので、メイルソフトは不要)。送信ボタンを含め、日本語部分が全く表示されないので、操作に手間取った。 しかし、娘のほうがウィルスメイルと勘違いして、開封されないままになっていた。メッセージは次の通り。
    Ima Seito(Chengdu) no Hotel ni imasu.
    Internet ni access dekirunodesuga
    Roma-ji shika tsukaemasen.
    Tameshini mail o okutte mimasu.
    Kyo ha Panda o sawarini ikimasu.
    Dakkoshite shashin o toruto 3000 yen torareru soudesu.
    Sonoato iyoiyo mountains no nakani ikunode internet niha tsunagemasen.
    Soredeha minasan ogenkide.
    Mina Okaa o help shitene.
    Deha deha, bye bye.
【チベット東部旅行記(2)】
_20819(月)[旅行]21年半ぶりの上海で、浦島太郎の気分

[写真] [写真]  今回の旅行は、旅行会社の事情により、まず上海で1泊、翌日に上海から成都に向かい、3日目の午後にやっと四輪駆動車に分乗するというゆったりとした日程で始まった。

 上海は、1981年の1〜2月に一度訪れたことがあり何と21年半ぶりの再訪ということになる。当時の上海は戦前からの古びた洋館や茶褐色の長屋が建ち並び、高層ビルは数えるほど【左上の写真参照】。郊外の踏切では蒸気機関車を何度か見かけることもあった。

 それが今や、何と言ってよいものか。昔の面影は全く無く、至る所に高層ビルが建ち並び、高速道路が縦横無尽に走っていた【写真右上】。浦島太郎の気分というのはこういうことを言うのだろう。

 ガイドさんの話にもあったが、上海はもはや中国の都市ではないという人も居るという。そういや、宿舎の虹橋賓館の隣には、「GALAXY HOTEL」が建っていた。その名の通り、ここは無国籍の銀河ステーションなのかもしれない。

 もちろん、よいことずくめではない。東南アジアでしばしば見られるのと同様、交差点で停車中の車に新聞やペットボトルなどを売っている貧しい身なりの人々も見かけたし、老人や身体障害の若者による物乞いにも各地で出会った。

 いずれにせよ、中国の大都市部の経済発展にはものすごいパワーが感じられる。国の生産力を年齢で比較するのは発展途上国に対して失礼かもしれないが、公園のベンチで、「日本」という大人が子どもたち(=発展途上国)の遊ぶ様子をのんびりと眺めているうちにウトウト居眠りを始め、ふと目が覚めたら、隣のベンチに見ず知らずの巨人が腰掛けていて仰天するという感じがピッタリしている。その評価については意見はさまざまであろうが、とにかく、巨人が座っているということは厳然とした事実だ。多くの日本人は、まだそのことに気づいていないのではなかろうか。