じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] ゴデティア(ゴデチャ)。和名「色待宵草」の通り、花の形が月見草そっくり。連休前に行きつけの花屋でケース売り(40ポットほど入って300円)を購入。その後の長雨でよく根が張り、花が開き始めた。





5月26日(日)

【ちょっと思ったこと】

「イーオン」の由来

 このところ英会話学校「イーオン」のチラシやポスターがやたら目につく。そういえば、ウチの娘が通っている「アミティーイングリッシュスクール」というのもその系列校らしい。

 そのチラシを見てあれっと思ったのだが、この学校のホームページurlは「www.aeonet.co.jp」。私が加入しているプロバイダの1つ「イオンネット」とよく似ているなあと思って確認したところ、こちらのほうは、「www.aeonnet.ne.jp」であった。ちなみにイオンネットは、ジャスコやメガマートなどの会員カードとして知られるイオンクレジットが「WAKWAK」と提携してスタートしたサービスである。

 そもそも「aeon」という社名は何に由来しているのだろう。こちら名前探偵局というサイトによれば、イーオンとは、英語で「永遠」・「新たな時代の始まり」の意。 社内アンケート調査の結果決まったという。アルファベットの「A」から始まる社名であること、A=「あ」からN=「ん」まですべての言葉を含むという意味合いもあるという。但し、このサイトだけでは、英会話学校とスーパーのどちらの由来なのかは確認できなかった。

 ランダムハウス英語辞典でもう少し詳しく調べてみると

aeon:(1)(Gnosticism で)アイオーン,霊体:至上存在より流出し,宇宙の運行のさまざまな機能を果たしていると考えられる力[存在].(2)eon

と記されており、また、研究社の新英和中辞典では

eon:【名】【C】無限に長い期間;永遠: 〜s ago 大昔(に);ずっと前に.

となっていた。「あ」から「ん」までを含むという意味合いを出すなら、いっそのこと、「アイウエーオン」とすればよかったかも。




私がTVゲームを止めた理由

 チラシネタをもう1つ。このところ、新聞折り込みで「5月22日より新価格 34800円→24800円」というマイクロソフトXboxの広告が目につく。20万名様に体験版ソフトを差し上げるというサービス付きだ。同日のディスカウント広告には、それよりさらに価格も掲げられていた。

 ビデオゲーム界からすっかり引退してしまった私がとやかく言うことではないが、3万4800円を2万4800円に値下げできるということは、最初は1台につき1万円以上のボロ儲けをたくらんでいたというようにも受け取られかねない。早期購入者からは文句は出ないのだろうか。

 TVゲーム(ビデオゲーム)といえば、私が熱中していたのはFF4〜FF6の頃。ロマサガ、ドラゴンクエスト、ダンジョンマスター、イースIII、桃鉄など、平日は寝る前30分、休日は殆ど半日近く遊んでいたこともあった。それをバッタリ止めてしまったのは、そういうことに時間を費やすほどの精神的余裕が無くなってしまったことに尽きる。それと、5年前にヘールボップ彗星見物に熱中したころ、それをきっかけにWeb日記を書き始めたことも大きな理由ではないかと思う。

 このほか、今年中に50歳を迎える私としては、そろそろ、残された時間がどのくらいあるか、それをどう活用するかというところに関心が向いてしまう。そんななか、少しでも暇があるなら、バーチャルな世界よりは現実の地球に、また、できることなら、その「いま」に歴史や個人的な過去を重ねあわせて向かい合ってみたいという気持ちが日増しに強くなる。ま、花壇や枯山水の庭園だって、天国のようなバーチャルな世界を想像させるものであることに変わりないんだが。




戦争を知らない子どもたち

 1日前のことになるが、土曜日夜のBS放送で、「フォークソング大集合」とかいう番組をやっていた。たまたま視た時には、杉田二郎氏と思われる方が「戦争を知らない子どもたち」を歌っておられた。30年ぶりに聞く懐かしいメロディであった。その後には小椋佳氏も登場していたが、みな、さすがにお年を召しておられた。観客も殆どが40〜50代、みんなうれしそうな顔で聞き入っていた。

 それにしても、この歌、10代や20代の若者が「ぼくらの名前を おぼえて欲しい 戦争を知らない 子どもたちさ....」とか「髪の毛が長いと 許されないなら 若すぎるからと 許されないなら.....」と歌っていた頃は、世代的なアピール効果があった。ところが、今や、戦後すぐに生まれた人でも57歳、戦争中に疎開をしていた人たちはすでに定年を迎えている。そろそろ、「戦争を知らない中高年」という替え歌ができてもよい頃ではないかなあ。