じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] ガーベラ。『花屋さんの花』(鈴木昭、主婦の友社、1992年)によれば、1960年以降、品種改良がすすみ大輪・肉厚のものが出回るようになったというが、逆に、ベランダや花壇で花を咲かせるのが難しくなった。土を盛り上げて水はけのよい花壇にすれば開花することもある。赤いガーベラについては特別の想い出がある。99年2月1日の日記参照。





4月21日(日)

【ちょっと思ったこと】

レーダーに写らない雨?

 あさからたっぷりと雨。今年の4月は例年になく、一度に降る雨の量が多いように 思う。連休前に「降りだめ」しておいて、連休中はカラッと晴れ続けてくれるとよいのだが。

 この日は、午後になってからも時折細かい霧のような雨が降っていた。このことで不思議に思ったのだが、岡山の気象中国地方レーダー・アメダス合成図では、すでに雨雲が通り過ぎたように写っていたことだ。にも関わらず霧雨とはどういうことなのだろうか。雨粒の粒子が細かすぎてレーダーに写らない?




観覧車の共通点

 夕食時にNHK「クイズ日本人の質問」を視た。

 最初は、「全国各地にある大観覧車の共通点は何か?」というクイズであり、私は、「海風を避け、海に向かって直角に建てる」ではないかと思ったが、正解は「ゴンドラの数が4の倍数」。福岡姪浜、大阪・天保山、横浜がそれぞれ60、お台場と熊本が64、東京・葛西が68で、確かに4の倍数になっている。バランスを保つだけならば正5角形のように奇数の配置も考えられるが、中心を通るパイプを直径のように渡す限りは偶数配置しかありえない。とはいえ、これだけでは4の倍数の必然性は出てこない。おそらく、基本的な骨組みとしてまず十字形(つまり円を4等分している)があり、それを分割していくために4の倍数になるのではないかと思われる。4個に分けたケーキは、その後どのように等分割してもトータルは4の倍数になるからだ。

 このほか、観覧車の点検員は乗用エレベーターの点検員と同じ資格を必要とすること、大阪梅田のビル屋上に造られた観覧車は冷房付きであること、東京文京区の某所(←後楽園?)に建設予定の新型観覧車はドーナツ型になっていることなどが紹介されたが、私は4問すべて不正解で息子に笑われた。不正解の選択肢であったが、透明ゴンドラなんていう観覧車があればスリルがあって面白いと思う。

 クイズの選択肢には選ばれていなかったが、私が考えた観覧車の共通点とは、ゴンドラの出入り口は、進行方向に向かって左側にあるというもの。全国の遊園地の大多数の遊具は、日本国内のバス、あるいは世界中の航空機と同様、進行方向に向かって左側から乗り降りするようになっているはずだ。車が右側を通る国ではどうなっているのだろうと、海外に行くたびに観察を試みているのだが、残念ながら遊園地に行く機会は一度もない。今回の番組で、古い映画の中で観覧車に乗るシーンが紹介されていたが、あれは右側通行の国であるにもかかわらず、ゴンドラの左側から乗っていたようだった。[関連する話題を人間界の左と右で、継続的に取り上げています]。