じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] アパート階段横の空き地でひっそりと咲くプリムラ。花屋で買ってきたポット苗はたいがいは暑さで枯れてしまうものだが、この場所は北側で風通しがよいせいか、数年前の株がいくつか根付いている。この株も1年もしくは2年前に買って、露地植えしたもの。





3月23日(土)

【ちょっと思ったこと】

インドリンゴは食べられない?

 昼食時に娘が視ていた「王様のブランチ」によれば、インドリンゴはもはや「幻の果物」であり15年ほど前に市場から姿を消しているという。

 私が子供の頃に愛読していた『植物の図鑑』(小学館の学習図鑑シリーズ1、1956年)には、果物の品種紹介のページがあり、リンゴは

こっこう、インド、こうぎょく、デリシャス

の4品種が描かれていた。インドリンゴというのは、インド原産ではなく、アメリカのインディアナ州がルーツ。今では、品種保存のためにごくわずか育てられているだけのようだ。

 インドリンゴと言えば私にとっては高級品。普通のリンゴより香りが高く、ひときわ甘かった。もともとリンゴはそれほど好物ではないのだが、市場から消える前に一度くらいは食べておきたかった。

 インドリンゴに限らず、子どもの頃にはよく食べたのに、最近ではさっぱりという味がいろいろある。これを機会にまとめておこうと思う。
  • 酸っぱい夏みかん
  • 給食のコッペパン
  • クジラの竜田揚げ
  • 肝油ドロップ
  • ひな祭りのあられ←米で作った甘いやつ
  • 蕎麦がき(今でも、道の駅などで売っているそば粉にお湯を入れてかき混ぜれば作れるんだが)
  • 瓶入りフルーツ牛乳
  • 瓶入りヨーグルト




愛媛県は犬の形か

 3/24の朝日新聞(大阪本社)に、

とびっきり元気で人なつっこい「愛媛犬(けん)」はどこにいる?

という全面広告があった。愛媛県政広報課による地域広報で、道後公園やしまなみ春風ウォーク等の紹介があり、また、日本地図の中から愛媛県の場所を選んで葉書で解答すると道後温泉ペア宿泊券が当たるという企画つき。

 愛媛県をどのように犬の形に例えるかと言うと、前足が川之江、頭頂部が今治、シッポが佐田岬半島、後ろ足が宇和島から宿毛湾に伸びる南西地域ということだ。また、今回は特に、首につながれたロープが「瀬戸内しまなみ海道」に例えられている。

 広告では「日本一大きな犬は愛媛犬」というなぞなぞ遊びがあるとも書かれてあったが、ずいぶんと突飛な発想をするものだ。佐田岬半島がピンと伸びたシッポの形をしているところから着想されたのだろうか。もっとも、シッポの付け根に住んでいる人にとってみれば「愛媛県を犬の形に例えると、私の町は肛門のあたりに位置します」というのはちょっとイヤかも。

 県の形と言えば、岡山県などはほぼ長方形に児島湾を付け加えるくらいのもので、単純そのものだ。いっぽう、難しいのが長崎県。以前、愛知県で研究員をしている時に研究所のスタッフや院生に長崎県の形を描いてもらったことがあるが、正解者は誰も居なかった。この日記を読まれた方は、ぜひ白紙に長崎県の地図を描いてみてください。ついでにもう1つなぞなぞ、「世界でいちばん大きなネコはどこに居るでしょうか?」。ヒントは、私が某国を旅行した時に現地ガイドから聞いた話。答えの分かった方は、理由を付して掲示板までどうぞ。