じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
岡大南北通りに黄金色の絨毯が現れ始めた。月曜日の早朝が一番の見頃となるだろう(←平日は毎朝掃き集められてしまうため)。右の写真は、おじいさんとお孫さんのようだが、お孫さんのほうは葉っぱ集めに飽きたらしく「早く帰ろうよう」を連発していた。 |
【ちょっと思ったこと】
交差点にある赤い大きな枠の謎 今年の6月頃から岡山市内の交差点に大きな赤い枠が描かれている。最初は、災害時のヘリコプター発着可能地点を示すものかと思ったが、道路を通行止めにしてヘリの発着に使うというのも変だ。ならば、渋滞緩和策として停車禁止区域を強調するためのものであろうと勝手に決めつけていたが、2週間ほど前の日付の「リビングおかやま」という無料配布紙によれば、これは、
ところで、この枠をつけることの有効性はどうやって評価するのだろうか。統計的検定にかけるとなると、心理学で言うならば群間比較または個体内比較ということになるのだろう。しかし前者の場合は、同じ程度の事故危険性がある対照群が必要。後者の場合は、同じ交差点における事故発生数の増減を比較すればよいのだが、季節変動もあるだろうし、年々交通量が増える場所もある。また、交通事故は滅多に起きないことを考えるとポワソン分布を使うべきかも。 「ローマの休日」人気は日本だけ? 1日前の手話ニュースで、戸田奈津子さん[99年12月10日の日記に関連記事あり]が、日本と米国で歴代映画のTop10があまり重なっていないという面白い話をしておられた。アンケート調査によると、Top10のうち日米で重なっているのは4映画のみ。興味深いのは、日本で根強い人気のある「ローマの休日」が、米国ではずっと下位のほうにあるという。「ローマの休日」人気というのは日本特有の現象らしい。 この原因はどこにあるのだろう? 単なる英国王室への印象の違いか。それとも、「水戸黄門」や「遠山の金さん」など、「じつは平民ではなかった」という種明かしの面白さなのか、このあたりは残念ながら解説が無かった。 獅子座流星群見物、初日は失敗 獅子座流星群がピークを迎えている。『天文年鑑』によれば、極大は17日の23時頃。今回は母彗星回帰から1354日も過ぎており、活発な流星雨は期待できないというのが一般的な見方である。今回巷で騒がれている11月19日未明説は、デビッド・アッシャー氏が過去の出現から軌道上の塵群との遭遇を基に予測されたもので、これをマスコミや天文業界が願望的に信頼しているにすぎない。私自身は、1分間に1個程度見られれば満足すべきだと考えている。 ということで、私自身は日曜日の明け方のほうがむしろよく見えるのではと考え、2時55分に目覚ましをセット、防寒具をまとって外に出てみたが、寒気に伴う雪雲がたちこめていて、星は1つも見えなかった。その後5時過ぎにも外を眺めたが同じ状態。初日の見物は失敗に終わった。 さて、月曜日はどうするか。月曜日は1コマ目から授業があるため寝坊はできない。とりあえず防寒具を準備し、20時すぎに就寝、体調がよければ空港近くの観測場まで行ってみようかと思っている。天文マニアとして、すでに、皆既日食(小笠原沖とイラン)、大彗星(ヘールボップ彗星と、一応ハレー彗星も)、オーロラ(夏のカナダ)を自分の目で確かめた私としては、残るは流星雨だけとなった。果たしてアッシャー氏の予言は的中するだろうか。 |