じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

[今日の写真] 農学部農場の大根畑。北海道のような雰囲気。



10月29日(月)

【ちょっと思ったこと】

明け方の東空が面白い

 日の出が遅くなったので、朝5時半頃でも星空を眺めることができるようになった。10/30にたまたま東空を見たら、東南東の方向に明るい星が2つ並んで見えた。右側の明るいほうが金星、左側が水星ではないかと思われる。もう少し早く起きていれば、乙女座のスピカもすぐそばに見えたはずだ。

 明け方の空と言えば、もうすぐ、獅子座流星群の季節がやってくる。極大日は17日夜〜18日明け方だが、19日明け方3時頃に東アジア方面で大出現するという説もあるようだ(『天文年鑑』による)。月曜日に授業2コマがあることを考えるとちょっとキツイ。
【思ったこと】
_11029(月)[一般]「ナンバーディスプレイ機能」は便利だ/素人なりにSPAM対策を考える

 先月、妻の要望により電話機をFAX機能つきに買い換えた。私は、今どきFAXなんて時代遅れだ、電話代もかかるし、カーボンのリボンだってすぐに取り替えなければならない、Eメイルに添付すればいいじゃないかと主張したのだが、結局押し切られてしまった。しかし、案の定、それから1カ月以上経つのに、FAXは一通も届かない。それ見たことか、と思ったのだが、買い換えた電話機で利用できることになった「ナンバーディスプレイ機能」が当初予想もしなかったほど役にたつことが分かった。
  • 何はともあれ、「番号非通知」でかけてきた電話には一切応じなくなったこと。我が家の電話は、電話帳には載せていないのだが、大学の住所録が流出しているせいか、ときたま、マンション購入を勧める傍若無人な電話がかかってくることや、無言電話、時には、(妻が出た場合に)「ボクと付き合ってください」などという気味の悪い電話までかかってくることがあった。ナンバーディスプレイのおかげで、とにかく、そういう電話は一切無視できるようになった。
  • 着信のログが残ること。以前は留守電に録音されない限り、留守中に誰が電話してきたのか全く分からない状態にあった。今回の機能を使うと、いつ、どういう電話番号から電話がかけられていたのかが一目で分かる。何度もかけてきた知人には、こちらからかけ直すこともできる。
  • イヤな相手からの電話は無視する。あまり事例は多くないが、23時頃になっても電話をかけてくるような非常識な教員や学生がたまにいることがある。しかし、あらゆる電話を無視してしまうと、親戚などから急な知らせがあった場合に困る。この区別に有用。
 こういう機能はできれば大学の研究室でも利用したいものである。私の研究室にも、一日に数件ほど、マンション購入の勧誘電話がかかってくる。そういうセールスに対しては、相手に気づかれないように受話器を机の上にそっと置き、受話器がちゃんと戻されていないことを知らせる警告音がなり出すまでほったらかしにしておくのだが、とにかくシツコイったらありゃしない。この機能をつけた上で、非通知の電話をすべてシャットアウトすれば仕事も妨げられずに済んで大いに助かるのだが.....。




 ところでこういう機能、Eメイルにも応用できないものだろうか。このところ、HPに公開しているアドレスなどに届くメイルは7割方がSPAMとなっている。自動振り分けで削除できるとはいえ、中には480KBに達するような画像を添付してくる犯罪的なSPAMもあり(←すでに警察に告発済み)、実用上支障をきたしている。もっとも現行の送受信システムが存続する限りは、フリーメイルを使って外国ドメインから送りつけてくるようなSPAMを受信拒絶することは難しいようにも思える。

 1つ考えられるのは、会員制の組合のようなものを使って、送受信はその中だけで行うという方式だろう。誰かにメイルを送りたい人は、その人が所属しているクラブにまず入会する。これならば、ルール違反をした者は直ちに除名できる。同じ人間がいろいろな名前で登録を試みてもいずればれるだろう。外国からのメイルは、事前に受信許可したメイル以外は一切受け付けないものとする。

 あるいは、何らかの認証組織を作り、登録の際に一定の資格審査を行う。そして、登録者は、その認証を受けたうえでメイルを送信、受信者は証明書付きのメイルだけを受信するというようなシステムである。

 いずれも希望者だけで運用するシステムなので、イヤな人は参加しなければ済むだけのことだ。ウィルス防止のためにも、SPAMを拒絶し安心して受信できるようなEメイルシステムの開発が望まれる。