じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

10月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

[今日の写真] カラコルムハイウェイ(チャイナロード)途中の、中国−パキスタン国境。10/23の各種報道によれば、アフガニスタンから数千人規模の難民が国境を突破してパキスタン側になだれ込んだというが、こちらの国境は平和そのもので何度でも歩いて往き来できた。ちなみに、国章の手前がその国の領土を示す(「ここから先が○○国」という案内版ではない)。 [今日の写真]



10月23日(火)

【ちょっと思ったこと】

NTT屋内配線の「お買い上げ」料

 毎月NTTに支払っている利用代金の中に「屋内配線使用料60円也」というのがある。先日ふとしたきっかけで、この使用料は必ずしも払わなくてよいことを知った。念のため問い合わせたところ、使用料を払っていれば、リース扱いで修理代無料、払っていない場合は修理の時に8300円(記憶不確か)を払うことになるという。といっても、アパートの中のモジュラージャックまでの配線のことである。そう簡単に壊れるものではない。直ちにリース契約の打ち切りを依頼した。

 ところが一週間ほどたってから、「ご注文内容のお知らせ」の通知がくる。ご注文内容は「商品の変更」となっており、
  • 屋内配線・取付 請求内訳:お買上げ、後日請求
  • 屋内配線・取外 
という明細になっている。リース打ち切りは依頼したものの、価格も聞かぬままに屋内配線を「お買い上げ」した覚えなどない。さっそく問い合わせの電話を入れると、お買い上げは無料なのだという。とすると、「後日請求」というのは、後日、ゼロ円の請求書が送られてくるという意味なのだろうか。なんとも謎である。

 それにしても、この「屋内配線使用料」というのはいつから徴収されるようになったのだろうか。東京自宅の電話などは、かれこれ40年近く、その意味を知らずに徴収されていたことになる。たかが60円とは言え、60円×12カ月×40年=28800円にもなるのだから、塵も積もれば大変な出費である。いま岡山で使っている電話は妻が結婚前に加入したものだから、こちらも20年以上、たぶん15000円は知らずに払っていたことになる。ひとことぐらい説明があってもよさそうなものだったが。知らないほうが悪いのか。




前庭動眼反射

 夕食時に視た「伊東家の食卓」で、自分の意志とは反対方向に首が回るという面白い現象を紹介していた。やり方は
  • 向かい合って手を繋ぐ。
  • 一人が首をどちらかの方向にぐるぐると回す。
  • もう一人が繋いでいる手を逆方向に輪を描くように動かす。
  • 首の回り方が反転してしまう。
というもので、何でも「前庭動眼反射」によるものだとか。じっさい妻に手を繋いでもらって実験してみたが、分かっていてもどうしても手の動きにつられてしまうところがある。面白い現象だ。もっとも首を回しすぎたおかげで目も回って気分が悪くなってしまった。回しすぎは禁物。




見開き全面2ページ広告

 一昨日の日記で「狂牛病大丈夫」全面広告の話題をとりあげたが、10/23の朝日新聞には、全面2ページ分の巨大広告が掲載されていてビックリ。もっともこの広告、「この国はよくない方向に進んでいる。」といまだ見たこともない一文字8cm角のスローガンが書かれており、一瞬、小泉抵抗勢力の意見広告かと思ったが、その下には「MEANMACHINE」というこれまた6cm角の英文字。芸能界に多少詳しい子どもたちも、よくワカランと言っていた。「よくない方向に進んでいる」と思うなら、せめて紙資源の無駄使いをするな!と言いたいところだが、これって、広告掲載料はいくらぐらい払っているのだろうか。