じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 芙蓉の花。8月頃から咲き始めたはずだが、もう2カ月にもなるのにずっと咲き続けている。



9月28日(金)

【ちょっと思ったこと】

都道府県別の滞在日数 [写真]
 「お互い更新日記」で取り上げた話題の続きになるが、 都道府県別の滞在日数のグラフを作ってみると昔の旅行の思い出がいろいろと浮かんきた[色の塗り分けは、その後、旅行記録などを調べて一部修正した]。

 住んだことのある場所は全部で5箇所。合計100泊以上滞在したのは、北海道と長野と福岡の3箇所。福岡は妻の実家があるため。北海道は山登りと旅行、長野は山登りのほか夏期学生村に滞在したためである。

 これまでどの都道府県にも一度以上は足をおろしたことがあるけれど、富山、秋田、山形、栃木、茨城の4県では泊まったことが無い。富山は北陸線で何度も通り過ぎたことがあるものの、実際に地面を踏んだのは、長野県側からトンネルを通って黒部ダムを見に行った時ぐらいのことだ。秋田と山形は、鳥海山に登った時に歩いたことがあるが、あの時は夜行列車利用だったので泊まってはいない。栃木は日光はじめ何度か訪れたがいずれも日帰り、茨城は、土浦で列車を降りて霞ヶ浦を覗きに行った程度で滞在時間1時間ぐらいだろうか。筑波大で何度か学会が開催されているが、縁が無くいずれもパスしている。

 それにしても、自分は何県人に一番近いのだろうか。喋り言葉もチャンポンだし、特に居心地の良い県があるわけでもない。老後はどこに住むことになるんだろうか。




アジアの米

 9/28夜にNHKの衛星放送「アジアの米・輸出大国の苦悩」を視た。これまで、タイやベトナムでは、輸出用の近代品種米の増産に力をいれてきたが、その結果として
  • 農薬の大量散布による健康被害
  • 市場の価格変動に翻弄される
といった問題が生じてきた。特に後者は、汗水流して働いて大量のお米を作っても報われないという矛盾を起こす。そんななか、在来の品種、伝統的な栽培法を復活させ、亜熱帯果物を近隣の市場に出荷する程度の自給自足型の生産を行う農家が増えてきたという。

 番組の一部しか視られなかったが、こうした現象は、働きがいの本質に関わる問題を提起しているように思った。本来の農業は、自分で栽培したものを自分で食べるところから始まる。そして多少の余剰を資材や日用品と交換する。これがうまく機能している限りは「豊作貧乏」などあり得ないはずだ。

 そう言えば全国農業協同組合中央会が28日に公表したところによれば、稲穂が実る前に刈り取ってしまう「青刈り」の実施面積は約3000ヘクタールで、対象となった3万3千ヘクタールの約9%にとどまったというが、これなども東南アジアの問題と本質は変わらない。

 経済学については全く素人だが、そもそも市場経済は、工業生産やサービス業だけに導入すべきものではなかったのかなあ。もちろん我々の食卓は低価格の輸入野菜の恩恵を受けているわけだが、いっそのこと野菜価格が今の10倍に跳ね上がれば、みな、自分の庭で家庭菜園を始めるようになる。となれば結果的に住宅販売も庭付きが主体となり住環境は好転するし、生ゴミは庭に穴を掘って肥料として処理できるようになる。小学校の給食用の野菜も、子どもたちが校庭で作ったものを出せばよい。サラリーマンには「農業休暇」を時間的に保障し、これによって生活にゆとりが生まれる。野菜の交換を通じてご近所どうしのつき合いも増える。いろんな点でメリットが大きいように思えるのだが.....。




陸上部はいいのだが.....

 中1の娘は、父親に似合わずスポーツが得意で、小学校時代はテニス教室、中学に入ってからは陸上部に入り、短距離に出場しているようだ。

 今度の土日に県内の中学の大会があるということで、西大寺のほうまで出かけていくことになった。ところが大会ではいろいろな種目が用意されており、本人が希望しなくても出場しなければならない場合があるという。そんな娘に割り当てられた種目は、100m走のほかに、なっなんと、
















ホーガン投げ


 ま、立派なスポーツであるとは思うのだが、この種目で思い出す選手と言えば、東京オリンピックの時の、イリナ・プレスとタマナ・プレスの姉妹ぐらいのものか。投げる瞬間の形相はもの凄いものだった。何かの検査に反発して引退したような気もするが、記憶は定かではない。

 どっちにしても、長谷川家の子孫にはあまり向いていないのじゃないかなあ。ちなみに私は、スポーツはたいがい苦手だったが、特にソフトボール投げはちっとも遠くに飛ばず、クラスでも常に最下位を誇ったものであった。しかし、こんなことがきっかけで砲丸投げの選手になって、オリンピックで金メダルを取るなんていう可能性も皆無ではない...................やっぱ、あり得ないだろうなあ


9/29追記]ネットで調べたところ、旧ソ連の女子選手の名前は、タマラ・プレス、イリマ・ブレスだったようだ。