じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
ニワゼキショウ。グラウンドの片隅で、赤紫系と白系が仲良く群れをなして咲いていた。 |
【思ったこと】 _10519(土)[心理]代理母出産 長野県下諏訪町・諏訪マタニティクリニックの根津院長が代理母による出産を公開したことについて、賛否両論が出ているという。反対論としては
これ以上の資料が無いので、賛否を論じることは差し控えたいが、現段階で次のことだけは言っておきたい。
代理母肯定論の根本には、「父親の精子と母親の卵子の受精によって産まれた子供でないと、自分たちの子供とは認められない」という考え方があるように見えるが、「生みの親より育ての親」的発想を持つならば、遺伝的に繋がりのない赤ちゃんと養子縁組の道を探れば同じことになるはずである。わざわざ代理母出産を求める必要はどこにもないように思う。 少子高齢化が進むなか、これからは「血のつながり」のある親子関係だけを拠り所にした「子育て」や「親の介護」では社会は成り立たない。家族の枠を離れて、地域の子どもたち全体を大切に育て、地域のお年寄り全員を敬い大切にしていく姿勢が求められているように思う。 |
【ちょっと思ったこと】
リサイクル品の値段 土曜の昼に「王様のブランチ」で不用品の買い取りやオークション出品の話題を取り上げていた。東京都内には、衣類、小物、家具などを買い取るお店が誕生しているが、持ち込みのタイミング(季節やその日の天候)によって買値が変わることもあるとか。例えば、冬物衣類を夏に出してもタダ同然。お店としても、すぐに売れない物を置くわけにはいかないからだ。 番組ではYahooのオークションの達人も紹介されていた。複数の希望者の競争状態になった時は、ギリギリになって予想外の高値で落札されることもあるという。 不用品の処分については5/3の日記に書いたことがあったが、古道具屋さんに買い取ってもらう場合は、よほど価値のある骨董品でない限りは大した値段はつかない。もっとも、よく考えてみればこれは当然とも言える。 例えば、古道具屋さんが1000円で買い取った物を1万円の値段で客に売りつけたら「騙された」という気分になるだろう。しかし、それは、買い取ったすべてが直ちに売れた場合に限られているのである。古道具屋さんにしてみれば、1000円で買い取ったもの10点にすべて1万円の値段をつけ、1年以内にそのうちの1点が売れた時にやっと元がとれるのである。となると、 買い値=(売れた時の値段)×(売れる確率) という期待値で買値が決まってもやむを得ないところがある。 いっぽうオークションの場合は、希望者と直接取り引きするのでより高値になるのは当然。とはいえ、物や代金引き渡しの手間、トラブルがあった時の煩わしさなど考えると、個人的には参加してみようという気にはなれない。 新聞テレビ欄で使えない言葉 同じ「王様のブランチ」で、新聞のテレビ欄を誰がどうやって作るのかという話題も取り上げていた。面白いと思ったのは、ふだんよく使う「全て」、「露天風呂」などの漢字表記が平仮名に直されてしまうということ。その他、1行10文字の中で、どうやって「視たい」という気持ちにさせるか、苦労していることがよく分かった。 もっとも、テレビ欄というのは、「漢字表記」を分かりやすい基準に定めている割には難解な用語がたくさん出てくるように思う。99年3月29日の日記にも書いたように、やたら略語が多いことが最大の理由だ。5/20の朝日新聞テレビ欄にも、私個人にとってはワケのワカラナイ略語が頻出している。
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