じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] フランスギク? 毎年この時期に写真をアップしているのだが、フランスギクなのかシャスターデージーなのか、別の種類なのか、いっこうに判明しない。



4月30日(月)

【思ったこと】
_10430(月))[一般]寝る時の服装調査

 4/30の昼食時に見たNHKニュースの中で、睡眠文化研究所が行った「寝る時の服装」についてのネット調査結果を紹介していた。メモするのを忘れてしまったが、最近は便利なもので、NHKニュースのサイトの中にちゃんとビデオが保管されていた。それによれば
  • パジャマが46%
  • Tシャツに長ズボンか、スパッツが15%
  • 上下ともスエットが14%
  • トレーナーにジャージーやスエットが9%
  • 上下ともジャージーかトレーニングウェアが7%
などとなっており、45%が「カジュアルな普段着姿」で寝ていたという。また、65%が「寝るときも普段家の中で寝る服装と同じ」と答えたという。

 ネットで検索したところ、同じような調査は昨年2月にエフエム・山口が実施しており、この時の結果は
  • パジャマ:52.63%
  • スエット:18.04%
  • ジャージ:8.93%
  • Tシャツを含む組合せ色々:6.13%
などとなっていた。パジャマが約半数、残りの大部分が、スエット、ジャージ、Tシャツなどの組合せであるという傾向は両調査共通しているようだ。

 元のNHKのニュースの際に、私が「スエットって何だ?」と聞いたら、家族から「わーぃ、遅れてるぅー」とバカにされた。率直なところ、私には、スパッツ(←雪山で使うスパッツなら知っているが)、スエット、ジャージなどと言われても何のことやら区別ができない。それと「カジュアルな普段着」というのも冗長な表現であるように思う。カジュアルでない普段着というのもあるんやろか。

 それから、“65%が「寝るときも普段家の中で寝る服装と同じ」と答えた”という意味もよく分からなかった。ということは、合計が100%になるためには、10〜20%は、家の中では普段パジャマを着ていることになってしまう。病院の病室ではあるまいし、どこを聞き間違えていたのだろうか。

 ちなみに、私の家では、私以外は皆、普段着で寝ている。私は、いつも、シャツとパンツと短ズボン下(←ステテコみたいなものか)の3点セットで寝ている。体を締め付けるような服を着て寝るのでは安眠できない。エフエム・山口の調査では、私と同じ「下着姿」と答えた人は2.45%にすぎなかった。やはり、オヤヂ風の寝姿ということになるのだろう。

 同じ調査では「裸」と答えた人が男性1.25%、女性1.01%居られた。「締め付けるものが何も無い方が気持ちいいから」という回答は納得できるところがあるが、パンツぐらいはいていないと尿道炎になりそうな気がする。なお、この調査は2月に行われたものだ。真夏だったら「パンツ一丁」という回答がもっと増えたはずである。
【ちょっと思ったこと】

マイラインの比較広告を楽しむ

 5/1の2時からマイラインがスタートしたという。もっとも前月までの申し込みがさばききれず、いましばらくは従来通りの契約となる家庭も多いとか。また、未だに選択を迷っている家庭も多いらしく、5/1の朝日新聞には、岡山で契約可能な3社のうち2社が多色刷の全面広告を掲載していた。

 5/1朝のNHKニュースでも言っていたが、マイラインに関しては、情報が錯綜していて分かりにくいことと、過剰な電話勧誘への苦情が出ているという。マイラインとマイラインプラスの区別についても十分に理解されていないようだ。

 いっぽう、宣伝担当者にはまことに申し訳ないが、今回の「騒動」はそれ自体、心理学の卒論研究に使えそうな興味深い内容を含んでいる。いわば壮大な比較広告の現場実験である。広告を見た人々がそれぞれに対してどういう印象を持ち、最終的にどの会社を選択したのかを聞き取るだけでも、十分に卒論研究としての価値がありそうだ。

 手元にある「比較広告」を「比較」してみると、3社のキャッチフレーズはおおむね

我が社が他社より安い

ことを強調するものと、

割引率には大差ない(=我が社のほうが多少高いことは認める)。それよりも利用できるサービス内容がこれだけ優れている

と強調するものに分けられるようだ。

 少し前に配達されたA社のDMでは
  • 市外局番がまるごと割引(複数の通話先でも同じ割引率)
  • 利用年数に応じて割引率アップ(他社に切り替えると損)
という点が強調されていた。いっぽう、5/1朝の全面広告のうちB社は

3社とも同一県内の通話料金は同じ

として、豊富なサービス内容を強調していた。また同じくC社は、よくかける相手先電話番号として8箇所を挙げ、市外通話では6位以下が最もお得になることを強調していた。

 では実際のところはどうなのだろうか。我が家の場合は、妻が県外の実家・親戚や知人に長電話することとを除けば殆どが市内通話のみである。市内通話料金に差がない(←岡山県内で利用可能な3社に限る)とするなら、当面はドーデモエエじゃないかという感じだ。Eメイルが普及している現在、国際電話などかける必要は全く無い。市外通話もいずれ不要になるだろう。

 となれば、最後の決め手は、市内通話の料金になってくると思う。時間帯を制限せずに定額料金だけでどこまで利用できるのか、その際にどれだけのサービスが付加されるのかが、今後の生き残りの決め手になってくるように思う。