じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 台湾の圓山大飯店のクリスマスツリー。



12月15日(金)

【思ったこと】
_01215(金)[旅行]初めての台北

  “International Congress on Behaviorism and the Science of Behavior”に出席するため、12/12から12/15まで台北市に滞在した。第一印象は「寒いところだ」ということ。

 だいぶ昔、11月中旬に沖縄を訪れた時は半袖Tシャツで十分だったことから、台湾のほうがそれより南のほうにあるのだから遙かに暑いに違いないという思いこみがあり、、室内着や下着はすべて半袖を用意してきたのだが、最初の3日間ずっと雨が降り続いたこともあって、長袖のポロシャツに薄いジャンパーでは寒いぐらい。最終日になってやっと晴れ渡り、初めて暑さを感じた次第。

 街の中の印象は今年の夏に訪れた北京と殆ど変わらない。政治体制の違いすら感じ取ることができなかった。北京のほうがそれだけ商業化したと言ってもよいかと思う。強いて違いを挙げれば、
  • 電源は北京は220V、台北は110V(60MHz)。要するに日本の電化製品は問題なく使える。
  • 漢字の字体が日本の旧字体に近いのでそれだけ読みとりやすい。
  • 都市内を含めて高速道路網、電車網が整備されている.....と言いたいところだが、夕刻の渋滞は相当ひどかった。
  • 台北では自転車は殆ど見かけない。かわりに小型(確か150CC以下)のバイクが非常に多い。ガイドさんに聞いたところでは人口2300万人の半分にも達する1000数百万台のバイクがあるとか。
 最終日に簡単な市内観光をさせてもらったが、いちばん驚いたのは、街角に空き缶や吸い殻などのゴミが殆ど落ちていないこと。歩道上で目撃したのは吸い殻1本と、コンビニの買い物袋に入れたゴミ1個だけだった。ガイドさんは朝方に清掃作業をきっちり行っているためだと言っておられたが、掃除だけでこれだけの状態を保つことは不可能。それと、バイクが多いわりには、歩道上に整然と駐車されているのにも驚いた。どうやってこういう状態を保持しているのか、もう少し詳しく聞いておけばよかった

 全体として、これまで私が訪れた外国の都市の中では、日本の都市に最もよく似ているという印象を受けた。
【ちょっと思ったこと】

台北でちょっと思ったこと(1)中国語特有の漢字表記

 台北市内では「汽車」の看板を至る所で見かけたが、これは自動車のこと。トイレは「洗所」、「厠所」、「化粧室」などと表記されていた。漢字から意味が類推しにくい言葉としては、
  1. 優西西
  2. 牙医
  3. 三温暖
など。但し、ネット上の表記の都合で一部の漢字は簡略化してある。正解の分かった方は、掲示板にどうぞ。