じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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10月21日(土)

【ちょっと思ったこと】


免停になった人その後

 昨日の日記で、免停になった人が海外で運転できるかどうか等について素人的な疑問を述べたところ、さっそく、shuさんからお互いを更新する掲示板のほうで詳しい情報をいただいた。どうもありがとうございました。

「最後」の秋祭り
[Image]  10/21の夕刻に町内会主催の秋祭りがあった。祭りと言っても特定の神社との関係は無い。御輿を担いだり、だんじりを引いたりしながら町内を練り歩く子ども会の行事である。
 このお祭りには岡山に住み始めて以来、毎年参加してきた。最初は幼稚園年中組の息子の手を引きながら、そして今回は、ビデオと提灯を持ちながらの参加。もっとも、足の怪我が全治していないので全体の2/3程度の行程までで家に戻った。
 このお祭りでは、小6になった子どもたちだけに御輿を担ぐ特権が与えられている。今回は娘がその番となった。中3の息子はすでに「引退」しており、家で麻雀ソフトに熱中。娘も来年からはおそらく参加しないだろう。そういう意味ではこれが親としての最後の付き添い参加とも言える。
 子どもの成長とともに、親の行動範囲も次第に変わってくる。以前よく訪れたアスレチック公園、おもちゃ屋さん、健康ランドなどはすっかりご無沙汰してしまった。町内会の子ども会行事も今年のラジオ体操、盆踊り、運動会、そしてこの秋祭りをもってすべて終了。ちょっぴり空しさを感じるこのごろだ。

自然と共生する白川さん

 ノーベル化学賞を受賞した白川さんがNHK「週刊こどもニュース」に出演されていた。子どもの頃、家では何でも自由にさせてもらえたというが、その時にご本人がやりたかったことと言えば「川で泳ぐ」、「昆虫採集」など。これからの楽しみは「野菜づくり」、「花を育てる」だとか。プラスチックの研究をされているということで人工的環境を好まれるような先入観をもってしまうが、身の回りの自然との関わりを大切にしておられることがよく分かった。

最後の荷師

 10/22朝のNHKニュースの中で、有田の最後の荷師、橋本勝(まさる)さんが大花瓶の荷造りに取り組む様子が伝えられた。荷師というのは、有田焼きを全国に発送する際に荷造りを担当する職人のことで、最盛期の昭和30年頃には有田で130人を数えたが20年前から橋本さん一人だけになってしまったという。素材はすべて藁だけ。ここにも、水田をを基本とした日本古来の循環型消費社会が感じられる。大仕事を終えた時の橋本さんの感想は「さびしかー」であったが、本当はこういう仕事こそ21世紀に求められるのではないだろうか。
【スクラップブック】