じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa


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[今日の写真] 受験生を迎えるカンナ。受験生といっても格が違う。「こんな問題、ワカンナイ!」などと悲鳴をあげる面々では無さそうだ。




7月21日(金)

【思ったこと】
_00721(金)[一般]このクソ暑い中、背広・ネクタイで歩き回るとは...

 このところ連日暑い日が続いている。岡山では3日連続で最高気温が35度を超えており、7/23は37度まで上がると予想されている。京都では21日、7月の観測史上2番目にあたる38.1度を記録したという。暦の上でも7/22は大暑、いましばらく猛暑が続きそうだ。

 そんななか、九州・沖縄サミットが開幕した。この日の那覇市の最高気温は32.5度、最低気温は26.8度(いずれも15時まで)。本州内陸部に比べればいくらか低いは言え、屋外ではじっとしていても汗がにじみ出てくる暑さである。各国首脳、それを出迎える関係者の背広・ネクタイ姿は、見ているほうまで暑苦しくさせ、目をそむけたくなるほどだ。

 特に暑苦しく感じたのは、「平和の礎」で演説をされたクリントン大統領。演説の内容よりも、暑さでぶっ倒れないだろうかと、そちらのほうが気になってしまった。

 同じ日、岡山地方のローカルニュースで、金属バット殴打事件にからみ、県議会文教委員会委員と地元県議らが高校を訪れ、事件のあった体育館で校長から説明を受けている映像が伝えられたが、この時も全員背広・ネクタイ姿。こちらは間違いなく35度を超えていたと思う。

 「どんなに暑くても背広を脱いだら失礼」という風潮にはかなり根強いものがあるようだ。少し前に岡大で全学の教員の集まりがあった時にも、学長と副学長の一人は背広姿で挨拶された。ワイシャツ・ネクタイ姿だったもう一人の副学長は、講演の冒頭でわざわざ「私だけこんな格好で失礼します」などと挨拶されたほどである。一般企業ではもっと厳しいところがあるに違いない。

 猛暑時の背広・ネクタイ姿は見ている側に暑苦しさを与えるばかりではない。屋内ではその分だけ冷房温度を低めに保たなければならず、エネルギーを無駄に消費することになる。地球環境問題を考えるのであれば、各国首脳から率先して薄着着用による公式行事を行うべきであった。

 公的な場での衣服は、自分の好みよりも相手側への礼儀として決まってくるところがある。となれば、今回のサミットでは、事前に日本側から「会議も訪問行事もすべて薄着でお願いします」と提案する心配りが必要だったと思う。Tシャツ着用は無理としても、せめて背広抜き、半袖カッター・ネクタイ姿程度に薄着化することはできたのではないだろうか。ガマン大会でも始めるというなら別だが...。
【ちょっと思ったこと】

リニアー彗星がいよいよ最接近となったが?

 リニアー彗星が7/23日に地球に最接近するという。7/21の夜はすっきりと晴れ、大学構内周辺でも4等星程度までを肉眼で眺めることができたので、さっそく双眼鏡で北斗七星の下のほうを眺めてみた。

 この彗星、当初は3等星ぐらいまで明るくなると予想されていたが、怪鳥さんの光度予想にもあるように、実際には5等星あるいはそれ以下にとどまる可能性が高くなってきた。星空日記のゆういちさん(7/21)も悲観的な見方をされている。

 私の双眼鏡では7等星程度の星までは識別できるのだが、怪鳥さんによる予想位置にはそれらしき光点が2〜3個見えているだけで、どれが彗星なのかを確定することはできなかった。もっとも、彗星といのは核の分裂など予想外の現象を引き起こすこともある。7/26の太陽最接近までは、観察を続けてみたいと思う。  
【今日の畑仕事】

ミニトマト、ジャガイモ、スイートコーン、長ネギ、キュウリを収穫。サツマイモの刺し芽。
【スクラップブック】