じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa


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[今日の写真] 芙蓉。昨年は全く花をつけず枯れたかと思っていたところ、ここにあるような、ハイビスカス型の大きな花をつけた。せっかく咲いても半日でしぼんでしまう。どこかの高原のように見えるが、これも文学部の建物西側の空き地。




7月18日(火)

【ちょっと思ったこと】

英文の手紙は難しい

 今週の土曜日から娘がニュージーランドにホームスティに行く。その家族にあてた手紙の下書きを妻が持ってきた。
Hello. How are you? Summer has arrived in Okayama Japan. The rainy season is over, and we are in the midst of summer in Japan. How is the weather in New Zealand.....
  • [私]なんや、この「Summer has ...」とは?? 何だか気象オタクみたいな書き出しじゃないか。外国の手紙では時候の挨拶はいらんっちゅうの。
  • [妻]じゃあ、どう書けばいいの。
  • [私]一番伝えたいことから書き出せばいいのだ。「私たちの娘に素晴らしい経験を与えてくれてたいへん嬉しく思います....」というように...
  • [妻]「嬉しく思います」って「We think that...」なの?
  • [私]そりゃあ、「We are very glad..」に決まっとるじゃないか....
  • [妻]ねえ、○○さんのところは、ご主人が自分でちゃんと手紙書いてくれたってよ。あなた英語得意なんでしょ。文句つけるぐらいなら自分で書いてよ!
ということになり、英語の挨拶状を書くハメになった。ということで本日の日記は短め。ついでだから、これを日記ネタにしてしまおうっと。

梅雨明け宣言

 大阪管区気象台と広島地方気象台は18日、それぞれ近畿地方と中国地方の梅雨明けを発表。梅雨期間中の降水量は大阪で222ミリ(平年は288ミリ)。東京や横浜など、関東南部では500ミリ前後だったのに対して、明らかに空梅雨模様。特に7月に入ってからの雨量は、平年の100ミリに対して岡山では7ミリ、倉敷では1ミリしか降っていないとか。

 岡山県の場合は、県北の中国山地にたっぷりと雨が降るため、灌漑の行き届いた耕作地での水不足はまず心配ない。しかし、大学構内、庭や公園の花壇、土手などでは、地面がカラカラに干上がり、強い日射を浴びて雑草でさえ萎れる始末。このままでは砂漠化してしまうのではないかと思うほどだ。ちなみに、7/18の岡山の最高気温は35.1度で、全国主要観測点の中では、高松の34.7度、京都の34.2度などを上回る全国一の高さ。冷房無しの小中学校の教室はさぞかし暑かったであろうと思う。

夫人同伴激減の沖縄サミット/女性の老後の自立

 非常勤講師先に向かう途中に聞いたラジオのニュースによれば、今回の(九州・)沖縄サミットでは、夫人を沖縄まで同伴する首脳が激減したとか。その理由は、クリントン大統領の場合はヒラリー夫人御自身が選挙運動に専念するため、イギリスのブレア首相夫人の場合は子育て、というようにマチマチであるというが、森首相の夫人同伴が逆に目立つ形になってしまった。

 もともと日本には出張先まで夫人を同伴する習慣は無かった。これが女性軽視になるのか、逆に妻の行動を束縛することになるのか意見が分かれるところだろう。たまたま、女性の老後の問題に取り組んでおられる方(お名前は失念した)がニュース前後の番組に出演されていたが、その方は、「欧米先進国では、女性がそれぞれ独立した仕事を持ち、大統領や首相の夫人といえどもダンナの仕事に付き合っていられるかとして同伴を断るケースが増えているのでは」、と解釈しておられた。ちなみにこの方は独身であるが、
  • 独り身だと老後が大変だとよく言われるが、夫が年上である場合が多いことと女性のほうが平均寿命が長いことを考えると、結婚したって、最後は女性は独り身になるんですよ。
  • 老後を子どもたちに委ねると、「うちの親を施設などに預けられるか。」という、親本位ではなく、体面ばかりを気にして扱われるようになる。老後の基本は自立、介護施設や介護保険は自立のために利用するもの。
  • 実の娘と一緒に暮らすと何でも分かり合えるので気軽だが、逆に環境変化に乏しく痴呆が早く起こりやすい。そういう意味でも、若い時から、よい友達を作っておくことが大切。
というようなお話しをされていた(あくまで私の記憶に基づく)。人間はしょせん一人なんだという人生観が強く反映しているように感じた。

【今日の畑仕事】

多忙につき水やりのみ。
【スクラップブック】