じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa


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[今日の写真] 時計台前に出現したパン型のキノコ。脳茸の仲間ではないかと思われる。これとは別の場所には、ホンマに脳の形そっくりのキノコがあった(写真右)。なお、昨年、同じような写真を公開したところその翌日には丸ごと持ち帰った人が居た[昨年6月27日の日記参照]。この日記で知ったためなのか、独立して発見されたのか定かではないし、学術目的に採集された可能性もあるが、キノコを不必要に持ち帰る行為はヤメテもらいたいものだと思う。今年は、これを危惧して、この写真の公開を一週間遅らせた。左の写真は6/28撮影、右は7/1撮影のもので、7/5時点ではすでに胞子のかたまりとなって目立たなくなっている。 [今日の写真]




7月5日(水)

【思ったこと】
_00705(水)[一般]大学構内の環境整備作業/大学構内でヤギを飼えるか

 13時から16時まで炎天下、教職員学生(ボランティア)による文法経三学部合同の環境整備作業が行われた。環境整備と言っても実際は建物周辺の草取りが主体。私も、日頃気になっている空き地の雑草取りに専念した。
 
 この日記でもほぼ毎日写真を紹介しているように、私は大学構内の各所にこっそりと花を植えている。概ね好評をいただいているのだが、花の咲かない時期の苗は、園芸に無関心の人にとってはタダの雑草と区別がつかない。今回も、せっかく植えていたガザニアやルドベキアの一部が無惨にも抜き取られてしまった。私の土地では無いので、ヤメテくださいと言うわけにはいかないが、残念なことである。

 途中の休憩時に、学部長や評議員に「大学構内でヤギを飼おう」という私の持論を披露した。大学構内で数頭のヤギを飼育し、毎日場所を変えて芝地の杭に繋いでおく。こうすれば、その周りの雑草をちゃんと食べてくれるので、人手も除草剤も要らない。問題は誰が飼育するかということだが、私はこれを、不登校傾向のある学生に委ねればよいのではないかと思っている。授業や研究室には来れないが、ヤギのそばでのんびりと読書をするというなら(←本を喰われないように注意しよう)アニマルセラピーの一環にもなるし、世話をしないとヤギが死んでしまうという「好子消失阻止の随伴性」がはたらくので毎日必ず大学にやってくるようになるはずだ。

 この提案はすでに学長補佐の先生にも披露している。学部長、評議員、学長補佐の諸先生が共同で学長に申し入れれば直ちに実現するはずなんだが、どなたも最初にメェーと言い出すのをためらっておられるようだ。

 ちなみに、私がヤギを推奨しているのは、丈夫であることと大概の雑草を食べるであろうと思うから。管理の条件が整えば、牛や羊のレンタルでもよい。鹿の放し飼いという手もあるが、万が一逃げ出すと周辺住民からの苦情が出るだろう。それと、馬や鹿ならすでに大学にいっぱい居るではないかと茶化される恐れもある。
【ちょっと思ったこと】

雪印、我が家の場合

 今回の低脂肪乳汚染事件では、食品企業の中毒事件が会社の存亡に関わる重大事であることを改めて思い知らされた。我が家の冷蔵庫には雪印牛乳(低脂肪ではなく「成分無調整」)が1本入っているが、家族は誰も手をつけようとしない。これは近くのスーパーで3日の日に買ったもので、雪印以外が全部売り切れていたのでやむを得ず買ったものである。棚にはわざわざ「広島工場製雪印牛乳」と表示されているのだが、なかなか売れないようだ。妻の話では、昨日はとうとう広島工場の製品まで「混乱や誤解を避けるため」に発売停止にしてしまったとか。1つの工場の衛生管理体制で問題が指摘されると、そこから会社全体の管理方針への不信感がつのる。息子などは、チーズなどの乳製品についても文句をつけ始めた。

 牛乳が1リットル200円程度の低価格であることも、逆に、敬遠に結びついている。妻が冷蔵庫の牛乳のことを近所の奥さん連中に話したところ、「捨てても200円しか損しないものを勿体ながって飲んでもし中毒になったらアホらしい」と言われたとか。これはなかなか反論しにくいロジックだ。

 もっとも、これが企業でなくて個人だったらば、今の雰囲気は、容疑者(=大阪工場)の家族(他工場や他製品)までを犯罪者扱いするような偏見であって人権問題になりそう。ところが、いくら裁判で不当性を訴えたところで、購買者が増えることには結びつかない。このあたりが食品企業の辛いところなんだろう。
【今日の畑仕事】

 ミニトマトいっぱい、小松菜、ピーマン、インゲン、ジャガイモを収穫。
【スクラップブック】