じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
ベランダのチェリーセージ。鉢植えにしたところ、清楚な花を咲かせた。画面中央の後ろに見えているのは、昔の京山ロープウェイ遊園。確か「スカイパーク京山」という名前で復活しているはずだが、一度も訪れたことがない。 |
【ちょっと思ったこと】
世の中にはWeb日記が禁止される人もいるんだなあ 某日記の示唆を受けて、開催間近のシドニーオリンピックの報道姿勢についてちょっと調べてみた。商業化が進むなか、誘致合戦をめぐる不祥事による不人気に加えて人口の少なさも影響して集客に大苦戦しており大幅な赤字を出す恐れもあるとか。 そんななか6/22付の日経新聞によれば、今回の五輪からは、選手個人がインターネットを利用した日記を公開することが禁止されたという。これは、IOC憲章において、大会中の選手が新聞、雑誌を通じた手記掲載などを禁じられていることをいまふうに追加したものだというが、商用目的ならともかく、日頃Web日記を続けていた選手が大会当日の心情をリアルに吐露できないとするとちょっと残念。そこまで禁止しなくてもよいように思う。 もっとも、すでに五輪代表に選ばれている選手の中で過去何年にもわたってWeb日記を執筆しているような方は、私の知る限りでは存在しない。禁止されたのが、スポンサーつき、代筆者つきで、大会期間中だけ「にわかWeb日記書き」になることであるとすればむしろ賛意を表明したいところがある。 トトロ 金曜ロードショーの「となりのトトロ」を少し見た。我が家ではこのアニメのビデオを購入しているのでわざわざこの時間帯にCMつきで見る必要は全く無いのだが、なんとなくつられて最後まで見てしまうところは、さすがよくできたアニメだと思う。母親の入院(結核?)という困難な状況にありながらも、里山の自然や農村の暖かい人間関係に包まれて生きる姉妹の快活な様子が伝わってくる。内山節氏が理想とする農村もこういう環境のことを言うのかもしれない。 ところで何で今頃になって「トトロ」なのかと思ったが、妹のメイがサツキの通う小学校に押し掛けてきた時の教室内にはちょうど「六月二十三日」という日付が板書されていた。放映の時期をこの日に合わせたとしたらまことにグッドタイミング。季節感あふれる映画の場合には、旬の時期というのがあるものだと思った。 {6/24追記] となりのトトロのページによれば、物語の舞台は昭和30年代の所沢。とすると、メイと私はほぼ同じ年ということになりそうだ。こちらによれば、モデルと推定される地域は、東京都福生市や埼玉県入間市。狭山湖のわきには「トトロの森」があり、また東京都東村山市(および埼玉県所沢市)には「七国山病院」の名前の由来となる八国山緑地があるという。 ペーター佐藤 みのもんたの「今日は何の日」によれば、6月23日は、ペーター佐藤氏が49歳の若さで亡くなられた日だということだ。ペーター佐藤氏は、エアーブラシ、のちにはパステルの技法を得意とするイラストレーターで、俳優や歌手を描いた作品は世界的に高く評価されているという。子どもたちの明るい笑顔を描いた作品もある(こちらに別の方の模写が掲載されていた)。こうした陽性の作風とは裏腹に、空気の流れの悪いアトリエ内でのエアーブラシは健康に悪い。若くして亡くなったのは、肺を病んだためだというからまさに命がけの仕事だったようだ。 高校の匿名性 岡山県内の高校で起こった野球部員による事件については、暴行傷害が発生した時点で高校が警察には連絡していなかったなどの問題点が指摘されているものの、テレビも新聞も私の知る限りでは、高校名を明らかにしていない。神戸の事件などの各種の少年犯罪あるいは誘拐事件を見ても、被害者側の通う学校名は実名で報道するが、加害者側の通う学校のほうは、「○○県内の」という程度で実名は公表されないようだ。何か基準があるのだろうか。 もっとも今回のように、事件の発生した場所が特定されていると、県立高校一覧などをネットで検索すれば容易に断定ができてしまう。あまりにも形式的な匿名報道であるような気がする。 同じ学校に通う生徒や父兄、教職員にとっては辛い毎日だとは思うけれど、このさい、みずから高校名を名乗り、問題点を洗いざらい公表したほうが再発防止にも役立つように思うのだが.....。 |
【今日の畑仕事】
ミニトマト初収穫。インゲン、キュウリ、ナス、ブロッコリー、ジャガイモ、サラダ菜、小松菜、タマネギを収穫。 |
【スクラップブック】
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