じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa


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[今日の写真] ライラック。右うしろは半田山。




5月3日(水)

【思ったこと】
_00503(水)[生活]山陽道〜中国道を通って北九州へ/日記を書きたくない日もあるものだ

 10時すぎに岡山を出発。山陽道から広島JCT、広島北JCT、さらに中国道を通って北九州に向かった。途中吉和SAから山口県内の湯田PAは妻の運転。その後、小郡あたりの反対車線に数台のパトカーが止まっており、路側帯の路上に寝かされている人が見えた。スピード違反の取り締まりにしては様子が変だなあと家族で話しているうちに、ラジオでバスの乗っ取りのニュースを知る。後でテレビニュースと照合したところ、寝かされていたのはバスから飛び降りた人、また通過時刻からみて、山口JCTから少し北九州より地点でどうやらそのバスとすれ違った模様。

 奥屋PAとか小谷SAというのは岡山への帰りにしばしば利用するところ。特にXカード会員になっていることもあって、山陽道経由で岡山に戻る時には小谷のシェルのGSに立ち寄ることが多い。凶悪な事件といっても、ふだんはテレビの映像や新聞紙上だけで伝え聞くばかりであったが、自分の生活空間のすぐ近くで人の命が奪われるような事件が起こるとは...。

 事件そのものは5月4日早朝に警察が突入し、それ以上の犠牲者を出さずにとりあえず収束した。あまりにも生々しく、今の時点では長めの日記は書けないが
  • 容疑者の年齢、動機、病歴がどうあれ、犯行の準備や、犯罪行為遂行中の要求・取引行為に多少なりとも計画性・整合性があるならば、当然、刑罰の対象になると思う。
  • 報道によれば、容疑者の17歳の少年は佐賀市内の精神科に入院しており、当日は一時帰宅が認められていたという。こういう事件があったことで、精神科入院者全般の一時帰宅に対して誤解、曲解が生まれるようであればまことに残念。4月26日の日記でふれたように、精神病院で腕や体を縛られたり、隔離されたりしている患者は全国で約1万4000人と推計されているそうだが、転倒等の事故防止ならともかく人手不足であるがゆえの拘束は決して許されないことである。十分な保護対策を前提とした上で、入院者が拘束感から解放されるような旅行を計画したり、各種体験に参加できるような対策をとっていく必要はあると思う。
  • 今回の事件を含め、何らかの精神障害が一因となって発生する刑事事件の容疑者に男性が多いのはなぜだろうか。単に男性のほうが力が強いからという理由だけでは説明できないように思える。生物的な「性」とは別に、文化の中で作られた「性」や性役割が、男性による犯罪の凶悪化を招いているようにも思えるのだが.....
ということで、本日の日記は私としては少な目。こういう日もあるもんだ。
【今日の畑仕事】

旅行中につき何もせず。
【スクラップブック】