10月1日(金)
【思ったこと】 991001(金)[日記]99年9月の日記猿人界(1)日記数、またまた史上最大の増加
月初め恒例の日記猿人の話題。はじめに日記数の推移の報告から。表は10/1の8:15現在における登録累積数(これまでに一度でも登録されたことのある日記数。最新登録番号から管理用の1本を差し引いた数)と、実質登録数(現在登録されている数で、登録数から離脱した番号を差し引いた数)、ランキング不参加数の推移を示す。97年分についてはフリーティケットにアップしてある1998年6月1日の日記、98年分全体については同じく本年1月2日の日記をご参照いただきたい。
管理者用2本を除く登録累積数は4995、実質数は4377となった。この日記の執筆時点では確認していないが、10/1のうちに登録番号は5000番を突破したものと推定される。登録番号の増加308はこれまでの記録281を上回って史上最大。実質増加数(登録番号の増加数から離脱数を差し引いた数)272も史上最大。
調査年月日 | 登録累積数 | 前月比 | 実質登録数 | 前月比 | 存続率 | ランキング 不参加数 | 不参加率 |
99年 1月(990201) | 2984 | +202 | 2607 | +177 | 0.874 | 456 | 0.175 |
99年 2月(990301) | 3199 | +215 | 2787 | +180 | 0.871 | 416 | 0.160 |
99年 3月(990401) | 3404 | +205 | 2963 | +176 | 0.870 | 481 | 0.162 |
99年 4月(990501) | 3628 | +224 | 3169 | +206 | 0.873 | 512 | 0.162 |
99年 5月(990601) | 3861 | +233 | 3375 | +206 | 0.874 | 538 | 0.159 |
99年 6月(990701) | 4126 | +264 | 3623 | +248 | 0.878 | 574 | 0.158 |
99年 7月(990801) | 4407 | +281 | 3852 | +229 | 0.874 | 630 | 0.164 |
99年 8月(990901) | 4687 | +280 | 4105 | +253 | 0.876 | 660 | 0.161 |
99年 9月(991001) | 4995 | +308 | 4377 | +272 | 0.876 | 683 | 0.156 |
日記猿人の手動更新報告のフルリストを見ると、10/1の8時12分の時点で過去24時間以内に報告のあった日記数は536本、48時間以内が722本。また、9月の月間ランキングで30票以上(1日平均1票以上)獲得した日記数は574本となっている。ちなみに、9/1の8時40分の時点で過去24時間以内に報告のあった日記数は529本、48時間以内が700本。また、8月の月間得票ランキングで31票以上(1日平均1票以上)獲得した日記数は524本となっており、10/1時点のほうがいずれにおいても増加していることが分かる。
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【ちょっと思ったこと】
- 東海村の臨界事故に関連して、某大臣(長官)が記者会見で現場のモラルの低下や認識不足を挙げていた。「日記読み日記」にもちょっと書いたけれど、モラルとか認識というのは政治家や行政責任者が口にすべき言葉ではない。
事故や犯罪の原因を何でもモラルや認識に帰着させるのなら法律も警察も要らない。交通事故が起こってもすべて「運転者のモラルの低下と交通安全への認識不足」で片づいてしまう。
- この事故の漢字表記で疑問に思った点がひとつ。「屋内待避」と「屋内退避」はどちらが正しいのだろうか。NHKニュースの字幕では「待避」、10/2朝日新聞朝刊では「退避」と書かれていた。ATOK13で変換時に表示される語義を見ると
- 待避:危険を避けて安全な場所で待つこと。待避小屋、緊急に待避せよ、待避線...
- 退避:危険を避けるため退くこと。津波の時は高台に退避する、浸水のため屋上に退避する、緊急退避場所
となっており、どちらとも決めかねる。三省堂の『新明解国語辞典』(第五版)では
- 待避:(鉄道や山道などで)他の車・車両が本線を通り過ぎるのを、わきへどいて待っていること。
- 退避:危険を避けるために、一時その場所を去ること。
この辞書で見る限りは「退避」のほうが良さそうにも見える。
私自身の語感から言えば、「たいひ」というのはどこかに定住している人が、災害などの危険を避けるために一時的に非定住地に移動することを意味しているように思う(避難:災難を避けて別の所へ移ること)。災害の危険が去ればその人は再び定住地にもどって日常生活を始める。ところが今回のような「屋内たいひ」は、もともと定住していた場所に「退いて待つ」ということになるので、定住地と避難地が同一地点になるという自己矛盾を起こしているように感じてしまうのだが、いかがなものだろうか。
なおこのほか、Web日記では「被曝」を「被爆」と誤って記しておられる方も見受けられた。それと、「放射能漏れ」か「放射線漏れ」かという問題を取り上げておられる日記も複数あった。専門的なことは分からないが、事故の本質は「臨界事故」。被曝した方の原因は「放射線漏れ」(中性子漏れ?)、付近の住民や農産物に影響を与えたかもしれないのは「放射性物質漏れ」と考えればよろしいのではないかと思うが、いかがだろうか。
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【本日の畑仕事】
夕食後の散歩時に立ち寄っただけ。
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【スクラップブック】
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