じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] イラン・イマーム広場のマツバボタン。最近のマツバボタンは、種でも苗でも八重品種が多いように思う。私自身は子どもの頃に育てた記憶のある一重品種が好きだ。

9月1日(水)

【思ったこと】
990901(水)[日記]99年8月の日記猿人界(1)

 月初め恒例の日記猿人の話題。はじめに日記数の推移の報告から。表は9/1の8:40現在における登録累積数(これまでに一度でも登録されたことのある日記数。最大登録番号から管理用の1本を差し引いた数)と、実質登録数(現在登録されている数で、登録数から離脱した番号を差し引いた数)、ランキング不参加数の推移を示す。97年分についてはフリーティケットにアップしてある1998年6月1日の日記、98年分全体については本年1月2日の日記をご参照いただきたい。管理者用2本を除く登録累積数は4687、実質数は4105となった。登録番号の増加281は前月より1本だけ少ない史上2位、実質増加数(登録番号の増加数から離脱数を差し引いた数)253は史上最高。
調査年月日登録累積数前月比実質登録数前月比存続率ランキング
不参加数
不参加率
99年 1月(990201)2984+2022607+1770.8744560.175
99年 2月(990301)3199+2152787+1800.8714160.160
99年 3月(990401)3404+2052963+1760.8704810.162
99年 4月(990501)3628+2243169+2060.8735120.162
99年 5月(990601)3861+2333375+2060.8745380.159
99年 6月(990701)4126+2643623+2480.8785740.158
99年 7月(990801)4407+2813852+2290.8746300.164
99年 8月(990901)4687+2804105+2530.8766600.161
 毎月報告している日記数の推移はあくまで形式上の数値にすぎない。最近のYesさんの調査(Missing Link 800s)によれば、登録番号800番台の日記生存率(現在でも一定頻度以上で更新されている日記の比率)は23%にすぎないという。じっさい、日記猿人の手動更新報告のフルリストを見ると、9/1の8時40分の時点で過去24時間以内に報告のあった日記数は529本、48時間以内が700本。また、8月の得票数リストで31票以上(1日平均1票以上)獲得した日記数は524本となっている。見かけの登録数はとめどもなく増加しているが、現実にアクティブに更新されている数はそれほど多くなく、せいぜい1000本どまりであろうと推定される。
【イランで思ったこと(13)】
990901(火)[旅行]220ボルトと100ボルト/アース線の必要性?
[Image]
 出発前、イランの家庭用電源は220ボルト50ヘルツ、プラグは丸ピン2本タイプであり、日本の電気製品を使うには変圧器とアダプターが必要であると聞いた。私が必要としたのはデジカメとビデオ用のバッテリーであったが、万が一に備えてあらかじめ日本国内で充電したものを3本ずつ持っていった。

 実際には、丸ピン2本型のアダプター(成田空港で1700円ぐらいで各種アダプターのセットを売っていた)さえあれば、宿泊先のどのホテルでも充電可能ということが判明したが、今のバッテリーはさすが長時間使用に耐える設計になっている。結果的には一度も充電しなくても電池切れになることはなかった。

 写真はテヘランのアザディ・グランドホテルの室内のコンセント。さすが国際的なホテルだけあって110ボルト用の日本型のコンセントがちゃんと用意されていた。ガイドブックなどには電圧が違うので変圧器が必要とも書かれてあったけれど、デジカメやビデオのバッテリー充電器はそもそも110ボルトでも220ボルトでもそのまま使えるような仕様になっている。最初から分かっていたらビデオでもう少したくさん撮影していたかもしれない。

 余談だが、日本では。東日本は50Hz西日本60Hzという違いはあるもののいずれも100ボルトとなっているが、外国では220ボルトの国も結構多い。エネルギーの効率とか漏電や感電の際の危険を総合的に判断した場合、100ボルトと220ボルトではどちらが効率的な電源ということになるのだろうか。どなたかお教えいただければ幸いです。

 このほか、国によってはアース線付の3ピンプラグ(と言ってよいのだろうか)を使っている所もあるようだが、このアースというのはどの程度の必要性があるのだろう。日本ではアース線が無かったために事故が起こったというような話はあまり聞かないように思うのだが....。
【ちょっと思ったこと】
  •  9/2朝6時台のNHK「情報朝一番」で災害心理学の専門家のH先生がパニックを防ぐ方策について説明しておられた。「大丈夫だ」と声を出して言い聞かせることが自分や周囲を安心させる。家族の写真を見ることも有効。協調・協力関係を作り出す。というような内容だったと記憶しているが、ホンマのパニック状態というのはそういうことが無効になる閉塞状況の中で発生しやすいものであり、個人レベルでいくら防ごうとしても限界はあるだろう。パニックの中心からやや離れた所に居る人がそれに同調しないためには有効かと思うけれど...。
     番組では、二人の被験者がそれぞれ箸を持ってガラス瓶から小さな玉を取り出す実験のデモをやっていた。二人が協力して80個を取り出す条件と、たくさん取り出したほうが勝ちという条件では後者の条件で取り出すことのできる数のほうが結果的に少なくなる。このことから競争状況のほうが両者に不利益をもたらすので協力関係が大切ということを示すものであった。
     しかしこれは「自分がいちばん先に助かりたい」というようなパニック状況のもとで競争とは根本的に別物。例え話としての説得力はあるだろうが、その種の実験研究を重ねることでパニック防止策が確立できるとは到底思えない。
     ではどうしろと言われても一般性のある有効策が提言できるわけではないが、緊急時にあっても弁別刺激をきっちりと提示しそれを手がかりとした避難行動が可能になるように環境を整備すること、レスポンデント的な情動反応が生じにくくなるように諸刺激の提示を制御することが基本となることは確かだ。
【新しく知ったこと】
【今日の畑仕事】
ミニトマトを少々収穫しただけ。
【スクラップブック】