じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 天人菊。花屋さんや種苗会社のカタログでは、「大天人菊」とか「ガイラルディア」などと呼ばれていることもあり、正式な呼称は不明。全体が黄色のもの、中心の赤色がもっと濃いものもある。ところで偶然ながら、この写真には「○○菊」というように「菊」の名がつく植物が他に3種類も写っていた。勲章菊(ガザニア)、白妙菊、そして昨日アップした松葉菊。


5月13日(木)

【思ったこと】
990513(木)[一般]TVチャンピオン漢字王から中国語の国名・地名表記まで...

 TVチャンピオン「全国親子漢字王2」を見た。「歯」の旧字体をへんにしてそれに「屋」と「足」をつけて「あくせく」と読むのが最高に難しかった。人名では「八月一日」を稲の穂を摘むといういみから「ほづみ」と読ませるなど。いっぽう、「信天翁」とか「木耳」のように、ATOKで楽々変換できる熟語もあった。

 ここで、これまでにこの日記で取り上げた漢字絡みの話題を簡単にまとめてみたいと思う。
  • 私が長年読み方を間違えて読んでいた漢字:「席巻」、「ご愛顧」、「備忘録」など(1997年の11月29日の日記)。

  • 難読町村名:難読地名は、北は北海道の「留辺蘂」から南は沖縄の「南風原」、「東風」まで全国至るところにあるが。私が生まれた世田谷とかその区内にある「等々力」、山手線の「御徒町」や「日暮里」なんかもよく考えてみればずいぶん難読の部類に入るかと思う(1998年の10月5日の日記)。

  • 気になる書取:「鍾乳洞」を「鐘乳洞」と書くこと(98年3月1日)。広の旧字体「廣」を「まだれ」の中に「黄」と書いてしまうこと(実際はそれより一画分多い)。
 ざっとこんなところだろうか。上記のうち、難読地名は岡山にもいっぱいある。有名観光地でも「蒜山」、「高梁」などは読みにくいほうだと思う。県北から鳥取側を含めれば、江府、三平山、八束村、犬挟峠、中和村、美作..なども読み方の難しいほうだと思う。

 地名と言えば、昨日のTVチャンピオンでは「伯剌西爾」など外国名の漢字表記もクイズに出ていた。このことでちょっと思ったのだが、だいぶ昔に中国で買った地図帳を見ると、国名や地名、海域名などの漢字表記に微妙な違いがあることに気づく。
  • 海域・地域名で完全に一致しているのは「太平洋」、「大西洋」、「印度洋」、「日本海」など。いっぽう異なるのは、阿弗利加(日)→非州(中)、北亜米利加(日)→北美州(中)。
  • 国名のほうでは、一致するのは英国、印度など。日本語でも漢字表記する国で一致していないのは、米国(日)→美国(中)、仏蘭西(日)→法国(中)、独逸(日)→徳意志(中)。伊太利亜(日)→意大利(中)など。
「米独がユーゴを攻撃した」は、中国語では「美徳がユーゴを攻撃した」になってしまうのだろうか。

 国名の中国語表記を見ていくと、「危地馬拉」、「海地」、「馬耳他」「埃及」、「埃塞俄比亜」などのように、日本語の語感からすると相手国にとって失礼になるのではと思われるようなものが見つかる。どこの国かおわかりだろうか。
(正解はここをマウスでなぞってください→ 「危地馬拉」→ガテマラ、「海地」→(ハイチ)、「馬耳他」(マルタ)、「埃及」(エジプト)、「埃塞俄比亜」(たぶんエチオピア)

 それからいまの中国ではいくらなんでも「支那」という地名表記は現れないと思う。日本の地図に出てくる「東シナ海」、「南シナ海」はそれぞれ「東海」、「南海」になっている。「インドシナ半島」をどう呼んでいるのか気になったが、手元の資料では分からなかった。どなたか情報をいただければ幸いです。

 
【ちょっと思ったこと】
【新しく知ったこと】
【生活記録】
【5LDKKG作業】
  • 昼に水撒き。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】