じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] ヒヤシンス。暖かい室内に置いているため日ごとに大きくなってきた。


2月26日(金)

【思ったこと】
【ちょっと思ったこと】
  •  先日来、ネット上で使われる顔文字のことが話題になっていた。その中で、複数の日記作者が、アメリカでは顔文字があまり使われないと書いておられた。

     この違いから大げさに文化差まで論じる人も出てくるかもしれないが、いちばんの理由は単語登録・変換機能の有無にあるのではないだろうか。日本語ばかりで物を書いているとあたりまえに思ってしまうけれど、単語登録・変換機能というのは、漢字変換以外に無限の可能性を秘めていることに気づく。

     ここで取り上げた顔文字も、適当な読みを登録しておけばいちいち文字を入れる必要はない。そのほか、自分のメイルアドレスとかHPのurl、HTML文書作成のさいのタグ、覚えにくい英語のスペルなど..。

     単語登録機能は、大げさに言えば脳に次ぐ第二の記憶貯蔵所になりうるもの。英米人にはマネができないこの機能をぜひ使いこなしたいものである。

  •  高知県赤十字病院でくも膜下出血で倒れた患者の脳死判定をめぐっていろいろな報道が出ているが、私のような素人には分かりにくい。「臨床的に脳死」という判定と「臓器移植を前提とした脳死判定」の結果が食い違いはもちろんだが、後者の検査で「脳死と判定できない」とされた後に病院側が「脳死状態が継続していなかったことを示す」というようなコメントを出したことはもっと分からない。どのような基準であれ、不可逆的・永続的な状態を示すのが死であるとすると、「脳死状態が継続していない」とはどういう意味になるのだろう。

     もっとも個人的には私は脳死者からの臓器移植は積極的に進めていくべきだと考えている。そのさい最も重視すべきなのは判定結果よりも、その脳死状態に至った原因と予後ではないかと思う。脳の主要部分がすでに壊死状態にあるならば、そこから先の治療は「治す」ためではなく延命だけを目的としたものになってしまう。こういう事例に対して、奇跡的な回復を願うのはもはや科学とは言えまい。このあたりの区別は専門的にはちゃんと対処してくれていることと思うけれど。
【新しく知ったこと】
【生活記録】
  •  多くの家庭にある電化製品の中で、私が使っていないものを3つあげるとすれば、ファクシミリ、携帯電話、衛星放送受信機ということになるかと思う。このうちのファクシミリ機能付き電話をとうとう研究室に設置。残る2つは今後とも購入予定無し。

     これまでファクシミリは事務室の共用機を借用していた。もともと図版などはEメイルに添付すれば事足りるし、いまの時代にそんなもの要るかというつもりで過ごしてきたのだが、ここへ来て、出版関係のやりとりとか学会発表の申し込みなど、事務室が閉鎖される土日祝日にも使うニーズが急増し、やむなく取り付けることになった次第。
【5LDKKG作業第3日目】
  • 本、登山用品、引き出しなどを運ぶ。娘に使わせる部屋(アパート側)からまだ何も持ち出していないのに早くも貸家が満杯になりそうな気配。絵本類をどこまで保管しどれを処分するかが重要な問題。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】