じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] フリージアと花桃。娘の活け花。


2月25日(木)

【思ったこと】
990225(木)[一般]八紘九野、八珍九鼎...四捨五入のトリックなど

 つらつら日記さんが2/24付けの日記のなかで
「n○n+1●」っていう四文字熟語(一石二鳥とか七転八倒とか)の六×七、八×九を誰かご存知ないですか?
と書かれてあったのが気になり、我が家にあるいちばん大きな漢和辞典である『大字源』(角川書店)で、一から九までで 「n○n+1●」となる四文字熟語を調べてみた。ざっと見ただけだが、六×七、八×九を除くと、つらつら日記さんが掲げておられた熟語と併せて
  • 一石二鳥
  • 二束三文(二足三文)、二帝三王、二典三★莫(←ごんべんつきの「莫」)
  • 三寒四温
  • 四捨五入、四分五裂
  • 五臓六腑。
  • 七転八倒
  • 九分十分
というのが主な熟語だ。次に八×九だが、これは
八紘九野、八珍九鼎、八索九丘
という3語があげられていた。まだ他にも熟語があるとは思うが、全体として「n○n+1●」となる四文字熟語は予想外に少ないことがわかった。

 このうち、○と●の続きに意味がありそうなのは「四捨五入」と「七転八倒」ぐらいのものだろうか。しかも「四捨五入」は単なる切り下げ切り上げの約束にすぎない(場合によっては「六捨七入」なんていうこともある)ので、厳密には植木算の法則に依拠した「七転八倒」だけがホントの意味の「n○n+1●」に該当するとも言える。他は、たまたま数値が1つ違いになっただけ。もちろん、響きの良さなども影響するとは思うが。

 余談だが、四捨五入するまえの数値の和と、四捨五入後の数値の和は等しくならない。例えば、1.0、1.1、1.2、....1.9、2.0までを小数点以下を四捨五入して合計する場合を考えてみると、
  • 1.0と2.0は真の値
  • 1.1、1.2、1.3、1.4は切り下げ
  • 1.5、1.6、1.7、1.8、1.9は切り上げ
となる。つまり、小数点第一位の数字0〜9がランダムに現れたとすると、5/10の確率で切り上げられ、4/10の確率で切り下げとなるので、全体として合計値が多めになることが期待される。ではどうすればよいかというと、小数点第一位が「5」の時は、ランダムに1/2の確率で切り上げたり切り下げたりすればよいのだ。このことは何故か小学校では教わらない。「四捨六入1/2五捨1/2五入」とすべきはずなんだが...。
【ちょっと思ったこと】
【新しく知ったこと】
【生活記録】
【5LDDKKG作業第3日目】
  • 当初の契約内容と異なり家の前の駐車場を借りられないことが判明したので、家賃を5000円値下げしてもらい契約書を書き換えてもらう。昼休みに駐車場の持ち主に挨拶に行って、荷物搬入の時だけ敷地内に車を止めることの許可をいただく。本棚を組み立て、本類をコンテナ2箱分搬入。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】