じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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1月26日(火)昼〜1月27日(水)昼

【思ったこと】
990126(火)[生活]ようやく快復に向かう/個人を診ることと疫学的な判断/まだ罹っていない方へのあまり役に立たない情報

 26日の朝に病院で点滴を受け、抗生剤、解熱剤、抗炎症剤をもらった。その効果があったのか、27日朝の時点で36.7度までいったん熱が下がった。多少気になるのは、新しい薬を飲み始めてから味覚が少し変わり食欲が衰えて、おにぎりとかお茶漬けのような軽いものしか好まなくなったこと。抗生剤のせいではないかと思うのだが、もう少し飲み続けてみたい。

 娘は1日休んだだけで25日から通学を始めた。25日は8人欠席であったのが、26日は2人登校1人新規欠席で差し引き7人の欠席になったという。娘のばあい、小児科では「インフルエンザの基準に達していない」という診断。しかし、家族の状況からみて娘だけ別の風邪であるとは考えにくいのだが、このあたりが、「個人を診る」ことと疫学的な判別との違いということになるのだろうか。れんたろう氏に聞いてみようかな。
 いずれにしても、今回は、私がいちばん重く、ついで息子、娘。妻は発病せず、という結果に終わった。妻が元気なのはまことにありがたいことである。

 27日朝の主婦向けの番組によれば、今年のインフルエンザはA香港型が主流で、高熱の期間が長いのが特徴だそうだ。A香港型だったら私個人はとっくの昔に罹っているはずなんだが、どうせ何かの新種なのだろう。いま上に述べたような形で、家族の症状の差とか罹患履歴を調べてみればタイプが分かるんだろうが、こんなところで疫学調査をしてもしょうがない。それより、これだけしんどい目に遭った私としては、せめて痰でも採取して今後の予防対策に活かしてもらいたいところであったが、そういうルートは確立していないのだろうか。エイズと言えばたいへ怖い病気として知られているけれど、日本で一年間にエイズで亡くなる人よりもインフルエンザで亡くなる人の数のほうが多いのではないかと思う。心理学の「主観的確率判断の誤り」の事例にとりあげられそうな話題である。

 もうひとつ、この番組(瀬戸内海テレビ系)に登場した漢方薬の権威によればインフルエンザに罹った初期の段階では、
  • 柑橘類や生野菜は体を冷やすのでよくない
  • 肉や卵をたくさん食べると消化のほうに血液が使われるのでよくない
  • 小麦(うどんやラーメン)もよくない
だそうだ。じつはわたしは、発病したと思ったあたりで免疫力を高めようとミカンを大量に食べまくっていた。23日の昼にはラーメンを食べた。その後も食欲が衰えず、鮨を2人分もたいらげたりした。この漢方薬の権威の方のご指摘がどういう科学的根拠に基づくものかは分からないけれど、少なくとも今回の私にかぎっては当てはまっていた可能性が高い。食欲のあるうちは何でも食べたい物を食べて体力をつけておいたほうが良いような気もするのだが...。

 27日朝は、寝たり起きたりの生活。まだほとんど声が出ないので授業はできない。とりあえず、卒論下書き読みに終始し、28日朝1コマ目の行動科学概論最終回の授業に間に合うように喉の調子を整えたいと思っている。この日記をアップする時点では、また37.7度に上がってしまったけれど....。
【ちょっと思ったこと】

【新しく知ったこと】
【生活記録】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】