じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
ナンキンハゼの白い実。青空とのコントラストが美しい。 ただ、いつぞや発ガン物質分泌騒動があったように思う。私の記憶違いだろうか。 |
【思ったこと】
981220(日)[生活]「やる気」講演会と観音院訪問 広島国際会議場で開催された「マナビジョン広島」の企画の一環として「“やる気を出す”とはどういうことか」というスピーチをしてきた。会場にはプログラム開始時点で合計1000人あまりの高校1、2年生や先生方、ご父兄各位が集まる。その一角に2箇所のブースが設けられ、そのうちの1つで各200人近くの人々を前に40分間のお話をした。 講演のための独立したホールが割り当てられていた訳ではないので、けっこうざわついていた。どの程度話が伝わったか不安。話の概要はこちらにありますので、もし当日参加された方がここを読んでおられたら、アクセスしてみてください。なお、この日記でも、4〜5回の連載で、当日の話の内容を近日中にまとめる予定です。 話しながら、1000人ほどが集まる会場の一角で200人ほどの聴衆に話しかけるというのは、このWeb日記を毎日200人ほどの方に読んでもらっているのと規模の点でひじょうによく似ているのではないかと、ふと思った。 講演のあと、この日記付設の掲示板をお借りしている観音院さんを訪問。鈴之僧正さまから、バーチャル霊園やネット上の諸問題についての貴重なお話を伺い、諸設備を拝見した。2時間半もおじゃました上におみやげをいっぱいいただく。この感想は長くなりそうなので、明日の日記に続く。 |
【思ったこと(2)】
981220(日)[一般]広島平和公園の静寂をぶち壊す者 広島国際会議場に向かうため、原爆ドーム前電停で降りる。バイクのエンジン音かチェーンソーのようなけたたましい騒音が聞こえて来るので何かと思ったら、ドームの目の前の元安川で水上バイクで興じている若者たちが居た。法律上は問題ない行為なのかもしれないが、原爆ドームを眺めながら平和の問題について思いをめぐらせたい人々にとってはまことに迷惑であろう。 このことで、ふと以前住んでいた長崎にある爆心地公園のことを思い出した。ここは桜の名所であるが、飲み食いを伴うお花見は禁止されていたように記憶している。これについては異論も出ていたと思ったが、基本的に、被爆者やその関係者の価値観を「桜の花のもとではしゃぎたい」とする人たちの価値観より優先させた処置と考えることができる。 この広島の平和公園でも、もし公園内でバイクの暴走行為をする若者たちが居れば、道路交通法違反云々以前の問題として、そういう騒音を鳴り響かせる行為自体が批判されるはずである。水上であっても騒音の程度は同じだ。 そもそも何故この場で騒音を出すのか。単に練習をするだけならばいくらでも場所があるように見えた。とすると、わざわざ人がたくさん集まるところで格好良さを見せつけたいだけなのだろうか。 多様な価値観を認めるという立場から、こういう行為も許容すべきだという人もおられるかもしれない。しかし、騒音を発する人の価値観を尊重するということは、同時に静寂を求める人の価値観を破壊することでもある。 以前、オリーブ見物を兼ねて牛窓の海岸を訪れたことがあったが、ここでも数名の若者たちが水上バイクでけたたましい音を鳴り響かせていた。これも同様。静かに波の音を聞きたいという人々の価値観を否定していることに彼らは気づいていないだろう。 このほか、町中での深夜の暴走行為、右翼の街宣カーからボリュームいっぱいに流れる軍歌、性質は違うが公共的な場での喫煙もみな同類である。 一般論として、2つの対立する価値観が常に対等であると考えるのは間違いであろうと私は思う。たとえば:
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【新しく知ったこと】
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【生活記録】
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【夕食後の夫婦の散歩】------91日目(妻は86日目)[娘は4日、息子は3日]。ポケット・ピカチューで3712歩----
妻の要望により近くにスーパーで買い物。付近の住宅地をまわる。 |
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
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