じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

12月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
[今日の写真] 水仙。一週間ほど前から咲き始めた。

昨日から当日朝の日記

12月19日(土)

【思ったこと】
981219(土)[生活]年末のゴミ事情
[今日の写真]
 年末の大掃除を通じて、家庭でも大学内でもゴミの量が多くなっている。そんな中で去年と変わったなあと思うことをいくつか書いてみたい。

 まず、大学内だが、左の写真にあるように今年の12月から焼却炉が完全閉鎖された。もちろん、これはダイオキシンなどの有害物質の発生を防ぐためである。
 私が赴任した8年前は、文・法・経の三学部のゴミは焼却炉横の空き地に大きな穴を掘って野焼きしていた。建物内からのゴミには空き缶やペットボトル、時には発砲スチロールその他プラスチック製品も含まれていたので、いま考えると恐ろしくなる。焼却炉を使わなかったのは、当時から用務員さんの数が削減され残った人も高齢化しており、燃やせるものだけを分別したり焼却炉の灰を掻き出す作業が負担になりすぎていたためであった。

 そのうち、ダイオキシン問題が取りざたされるようになり、主として事務系統の上意下達によって、分別された複数のゴミ箱が各フロアに設置されるようになり、燃やせるゴミだけがこの焼却炉に入れられるようになった。しかしそれでも、弁当の空き箱、種々のプラスチック製品が混入されることがあり、煙突から黒い煙を噴き上げたりしてヒヤヒヤすることがあった。

 今回の焼却炉閉鎖処置によって、燃やせるゴミはすべて袋詰めされて学外に持ち出されることになった。また、各教室が独自にゴミを出す場合も、これまでは勝手に焼却炉に放り込んで燃やしていたのが、これからは透明なゴミ袋に入れて講座の名前を油性インキで大書し、所定の保管場所に持ち込むことになった。さらに、学外からの不法投棄ができないように、構内各所のゴミ置き場は金網で囲われて施錠され、委託業者が出入りする時間帯だけ扉が開けられるようになった。危険物取扱所に準ずる物々しさである。

 少し脱線するが、これによって必需品になりつつあるのがシュレッダー。人事委員会選考資料とか学生の成績、院入試問題資料などは、これまでは個人的に焼却炉に持ち込んで燃やしていたのだがこれができなくなった。同じような問題は全学的に生じているはずなのでかなりの需要が見込まれるはずだ。新たに商売を始めようと思っておられる方は参考にしていただきたい。

 いっぽう、私のアパートのほうでも、年末をひかえて、アパートの階段入り口に3つのRについて呼びかける掲示があった。3つのRとは、「reduce、reuse、recycle」でゴミを減らし資源を有効活用しようということらしい。
 年末年始はゴミの収集が無いにもかかわらず、帰省する人たちが定められた日以外に勝手にゴミ集積場に生ゴミを放り出すことがある。また正月の最初のゴミ収集日は腐敗臭がひどい。収集日の日時の徹底と省ゴミ化を呼びかける気持ちはよく分かる。

 ところで生ゴミと言えば、年末の帰省時に出発前に出たゴミをどうするかで悩む人が多いのではないかと思う。出発時にはすでに年内のゴミ収集が終わっているので、年明けまで家の隅で保管するか、車に乗せて別の場所で捨てさせてもらうか、いずれしかない。高速道路を利用する人は、とうぜん最初に立ち寄るサービスエリアがターゲットとなる。SA側もこれをよく心得ていて、ゴミ箱本体の口の部分を極端に小さくして投入を阻止しようとしているようだ。
 ま、SA側の気持ちも分からないわけではないが、帰省者としても、家の中をすっきり綺麗にして実家等に向かいたいところであろう。ハイカとか天下りとかで何かと風当たりの強い道路公団でもある。このあたりで、年末年始に限って生ゴミ収集サービスを初めてもよいような気もする。
【ちょっと思ったこと】
[Image]

プラスチック血液型劇場

1998年11月9日開設
Y.Hasegawa
[Image]
連載第4回目。「クリスマスプレゼントは何にするか」。こちらからどうぞ。
【新しく知ったこと】
【生活記録】
【夕食後の夫婦の散歩】------90日目(妻は85日目)[娘は4日、息子は3日]。ポケット・ピカチューで7428(-α)歩----
 昼間からリセットをかけていなかったので正確な歩数は不明。20時20分頃、プロキオンと双子座の間あたりに赤っぽいマイナス2〜3等星級の光を認めた。動きはない。いやに明るいなあと思っているとすーっと消えていった。この時刻にイリジウム衛星は無いはず。飛行機とも違うようだし、いったい何だったのだろう。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】