じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
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野良猫の居る風景。動物実験室横の空き地にて。この近辺には母親と子供合わせて4匹が生息している。 |
【思ったこと】 981130(月)[一般]生協のチラシが2週間で156枚とはチト多すぎはしないか ![]() ![]() しかし、こんなにチラシをたくさんもらっても実際に買うのはせいぜい1〜2万円分程度。期限を過ぎればすべてゴミ箱行きとなる。いくら「古紙を多く使った紙を使用しています」と言ったって、再生に必要な熱エネルギーとかカラー印刷のインクなんかは、あんまり環境にはやさしく無いように思う。 こういう贅沢なカタログ販売に対しては、もっと地味でよいからその分ねだんを安くしろという声も多いのではないかと思う。大学の広報パンフの印刷経費などから推測するに、1回あたり一軒分500円ぐらいは使われているように思うのだが、ホントのところはどうなっているのだろう。 たとえば、年に2回だけ見本写真とコード表を満載したカタログを配布しておき、価格表と注文票だけを毎回配布すればずいぶん節約になるはずだ。しかし、生協も多くの従業員を抱え多額の設備投資をしている。いくら資源の節約を強調していても、現実に売り上げにひびくような省資源策は取りにくいのであろう。ネットが普及すればアクセス料金無料で注文できるようなシステムが実現するかもしれないが、当面は、カラフルなチラシで組合員の購買意欲を刺激し、近隣のスーパーへの客の流出を防ぐしか無いのかもしれない。 「生協」は正式には「生活協同組合」というが、もともとは「生活消費協同組合」として、資本主義の枠組みの中で発展してきたものである。その基本はあくまで消費にある。消費者が共同して企業や農協と交渉し、より安く、より安全で質の高い商品を仕入れるというのが基本的な仕組みだ。 それゆえ、建前では環境保護や省資源をアピールしていても、消費に結びつかない活動ではジレンマにおちいることがある。たとえば、新学期には新入生向けに下宿用品を販売しているけれども、省資源の理念を厳格に守るならば、卒業生の不要品を粗大ゴミにせず、リサイクル品として活用するためにもっと努力する必要がある。ところが新入生がリサイクル品ばかり買うようになると結果的に下宿用品セールの売り上げが落ちる。コスト的にも、リサイクル品の在庫管理とか補修費用、保証の問題などを考えると、新品を大量に仕入れたほうが安くなる場合さえある。やはりリサイクル活動は、生協とは独立したボランティア組織に頼らざるを得ないのかもしれない。 話題が変わるが、我が家が生協をよく利用する最大の理由は、値段よりも安全性にある。発色剤、合成保存料、酸化防止剤などをふんだんに使った食品というのは、いくら見た目は良くてもあまり口にする気にはなれない。化学調味料でごまかされた味というのもイヤだ。農薬、環境ホルモン、(家畜や養殖魚に使用する)抗生剤などの問題も多い。現実にそれらを避けることでどれだけ寿命が延びるものか、たしかな根拠は無いけれど、たとえ気休めであっても、ホンモノを食べて人間らしく生きたいものだとは思う。そういう路線を守る限りは今後も生協を利用していくことになるだろうが、生協もあんまり大きくなりすぎると、「無農薬」とか「有機肥料栽培」なんていうように、宣伝効果の大きい部分だけの安全性しか問題にしなくなってしまう恐れがある。生協で売られているものはすべて安全、というような錯覚に陥らないことも必要だろう。 |
【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと】
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【生活記録】
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【夕食後の夫婦の散歩】------72日目(妻は69日、娘は2日、息子は1日)。ピカチュウ万歩計で5404歩。----
今日は何故か娘も同行。ダイエットのためかと聞いたら足を丈夫にするためだという。銀杏並木を見物してから、21時30分まで営業中の生協のブックストアへ。来年版の天文年鑑や理科年表を買う。 |
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
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