じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
ラベンダー。四季咲き種の株からまたまた花芽が出てきた。先日14日、霧が出たときに撮影した写真。 |
【思ったこと】
981118(水)[心理]「死人テスト」からの発想と具体的であること(5)「わかる授業」雑感 文部省は18日、2002年度から始まる完全学校週5日制に合わせた小中学校の学習指導要領案を発表したという。個別指導、グループ別指導、選択授業の拡大、総合学習、内容3割減などの特徴があるという[11/19朝日により追記修正]。内容はまだよく読んでいないのでコメントできないが、この機会に「分かる」とは何かを「死人テスト」の観点から考えてみたい。 「死人テスト」の観点からの「分かること」とは、ズバリ、行動に対して具体的な結果が確実に伴うということだ。どんなに内容をシンプルにしても、その習得に結果が伴わないような内容は決して分かるようにはならない。 これはじっさいに、子供にとって分かりやすいこと、分かりにくいことを調べてみればすぐにはっきりする。 たとえばTVゲームの攻略本はどうだろうか。そのゲームで遊んだことのない大人が攻略本を開いてみても、HPやMP、経験値、召喚魔法、発展技...などこれほど分かりにくいものは無い。ところが、実際にゲームで遊びながらそれを活用している子供は驚くほど容易に内容を把握してしまう。うちの息子の場合でも小学校1年の時に、ファイナルファンタジーIV(←これは機種依存文字ではないぞ。)の攻略本を完全に読破してしまったが、これなぞ、ゲームをしたことがない妻にはさっぱり理解できない。要するに、本で理解した内容が即ゲームプレイに活かされ、試されるかどうかが、分かりやすさのカギになっているのである。 昨日の流星群では、獅子座がどこにあるか分からないという人もいた。現実に夜空を見上げたことの無い子どもたちに、夏の星座はどれですか、この星の名前は何と言いますかなどと聞いたって分かるはずがない。実際に望遠鏡で星雲や星団を探す手がかりとして星座を活用するならば自然と身に付くものである。 国語の漢字なんかもそうじゃないかな。画数の少ない文字から覚えさせようとしたって、活用されなければ何の意味もない。道路や建物、駅構内の案内板、テレビの番組欄など身近なものから「読み」を覚えさせるのであれば、2歳から学習できるはずだ。 きょうのところは雑感程度にとどめておくけれど、要するに、「教える内容を減らす」ことと「分かりやすくなること」は別問題。学ぶ内容にどれだけ具体的で確実な結果が随伴しているのか、この点を細かく検討していくことが何よりも求められる。 <追記>11/19の朝日新聞によれば、小学校の「総合的な学習の時間」の項には、
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【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと】
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【夕食後の夫婦の散歩】------60日目(妻は58日)。ピカチュウ万歩計で4739歩。----
文学部まで往復。かなり寒い。いくら歩いても暖かくならない。冬場の防寒対策を考えなければ...。 今日も冬の星座がよく見えた。アパートに戻ったところで、妻が、オリオン座近くで流星1個を目撃。 |
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
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