じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 農学部本館前の櫂の木。緑色の葉が赤く染まっていく様子がよく分かる。岡山県内では、備前市の閑谷学校の二本の櫂の木(左が紅、右が黄色に染まる)が有名。

昨日から当日朝の日記

11月9日(月)

【思ったこと】
981109(月)[日記]「日記猿人」が落っこちることで日記人はどう変わるか
 「日記猿人」のサーバーが故障し、11/8の昼頃から全くアクセスできなくなった。これまでも短時間の故障はあったが、丸一日以上というのは記憶に無い。

 まず、これでふと思い出したのが、子供の頃にあった停電のことだ。私が小学校低学年の頃は、今と比べてずいぶん停電が多かったように記憶している。一戸建ての中でも、時折ヒューズが飛ぶ。まだブレーカーが無かったので、そういう時はおおもとの電源を切ってから瀬戸物製の容器の中に熔けだしたヒューズの破片を広い、代わりのものをつける。うっかり買い置きが無いときは、近くの電気屋まで買いに走る。これ以外にも、落雷とか変電所の故障なんかで、家の周囲全体が真っ暗になることもあった。
 こんな時はロウソクに火をつけて回復をじっと待つ。あまりに待たされる時は、ロウソクだけで夕食をとったり風呂に入ったりした。ロウソクをつけて入る風呂は、岩風呂みたいな雰囲気があって面白がったこともあったが、不便は不便。回復したときには、電灯はありがたいものだなあとしみじみと実感したものであった。

 「日記猿人」無しにWeb日記を読むというのも、少々似たところがある。「新作リスト」の一行コメントがいかに貴重な情報源になっているか、改めて思い知らされた。
 前にも何度か書いているように、私は「日記猿人」登録のWeb日記についてはいっさいブックマークもリンク集も作っていない。理由は、読む対象となる日記を固定しないため。K.えんどーさんの「日記スケイプ」ではカスタマイズで61本の日記を設定しているけれど一日にこれだけの数を読むのはとうてい無理。結局は新作リストと併用しながら、面白そうなタイトルのものを中心に読む。新作リストが無い状況では、読む日記の選択ができないから結果的に「メジャー」な日記とか、私の日記と似たジャンルの日記に限って読んでしまうことになる。

 私の場合、「日記猿人」が落ちているからといって、「日記を書く」という行動がおろそかになることは決して無い。ただ、毎朝8時すぎにきちっと更新報告するというのが仕事を始める号令として重要な意味を持っていただけに、これが無い状態が続くと生活のリズムが変調をきたす恐れもある。ま、一週間も続けば別のリズムができるであろうが。

 今回のアクシデントは、これまで「日記猿人」と強い関わりをもって日記を書いてきた人たちには、壮大な実験の場を提供しているとも言える。
  • 一日に何度もカラ更新をしていた人は、「落ちていた」期間にアクセス数がどう変わったか、データをとってみられるとよいだろう。もしアクセス数に変化が無ければ、カラ更新などまったくの気休めであることが判明する。
  • 「落ちている」ことによって日記の内容や量が変わった人は、得票数やランキング順位によって執筆行動が強化されていた可能性がある。それが良いとか悪いとかではなくて、執筆行動を維持する強化随伴性を知る手がかりになるだろう。

 私自身も、これを機会に、「落ちる」前、「落ちている」期間、復旧したあと、の3期間において、アクセス数、執筆内容や量などにどういう変化があったのか、見極めていきたいと思っている。

<11/10追記>「日記猿人」は11/8の11時過ぎから停止、11/10の7:07に復活した模様。なお、こちらに遠藤さんの状況報告があります。
【ちょっと思ったこと】
  • 11/9夜のNHKローカルニュースによれば、岡山県作東町の有名寺院の住職(79)が、ひき逃げ死亡事故を起こしたものの不起訴処分(略式起訴)、遺族からの訴えにより検察審査会が開かれ、その後一転して起訴になったという。ニュースで聞き取った範囲では、この住職は事故後に警察に出頭したものの直後に被害者を病院に運ぶなどの適切な処置をとらなかったということだが、検察不起訴となった交通死亡事故をめぐってさまざまな議論がおこっているだけに、その推移を見守りたいところだ。
    <追記>11/10の朝日新聞岡山版に該当記事があった。事故が起こったのは1996年11月30日夕で、「56歳の女性をはねてそのまま走り去ったとされる」と書かれてあった。裁判以前の問題として、なぜ当初、岡山地検津山支部が不起訴を決めたのか、その経緯に焦点を当てる必要がある。
  • 自民党と公明党による「商品券2万円」構想が合意の方向に向かっているという。15歳以下の子供に支給されるとなれば我が家は2人分4万円の臨時収入であるからホクホクだが、国全体のための政策として考えた場合、果たして景気対策として有効であるか、はなはだ疑問。そもそも、そこにはどういう理念、あるいは経済学上の根拠があるのだろうか。紙資源の無駄についてはどう考えるのだろうか。事務手続上煩雑化による自治体のサービス低下についてはどう考えるのか。単に参院で公明党の協力を得るための妥協的手法として7000億円もの税金が使われるというのは全くナンセンスだ。
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プラスチック血液型劇場

1998年11月9日開設
Y.Hasegawa
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いよいよ始まりました。乞うご期待! こちらからどうぞ。
【新しく知ったこと】
【夕食後の夫婦の散歩】------51日目。ピカチュウ万歩計で1447歩。----
昨日に引き続き大学まで車で行って、構内を散歩しようと歩き出したら急に突風が吹きだし雨となる。寒冷前線が通過している模様。ということで、いままでで一番少ない歩数に終わってしまった。
【生活記録】
[Image]  昨日の日記で取り上げたテナガエビ。すっかり元気を取り戻し、水槽の中で威張っている。復活・日記猿人水槽にて継続観察報告をする予定。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
  • 雌阿寒岳が11/9未明に噴火。微量の火山灰を噴出したほか、火山性微動も観測された。