じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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10月18日(日)

【思ったこと】
981018(日)[一般]「弱っても台風」
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 台風10号が10/17から10/18未明にかけて西日本を縦断した。岡山県の玉野市(瀬戸大橋の本州側)に上陸したというぐらいだからずいぶん近くを中心が通った模様だが、それほど強い風は吹かず、TVの気象情報さえ見ずに寝てしまった。翌朝、大学構内を歩いてみたが、大きな枝が歩道を塞いでいた程度で、岡山の台風なんてこんなものかと思っていた。
 ところがその後、息子の中学の電話連絡網によって山陽本線が不通となりしばらく学校が休校になるとの情報が入る。そこで初めてテレビニュースを見ると、県内で土砂崩れや車の水没による死者が出ており、何もなかったでは済まされない状況であったことが分かってきた。
[Image] [Image] 午後、山陽町まで出かける用事があったので、息子が通学に利用する熊山駅まで様子を見に行った。途中の旭川はものすごい増水で、右岸の河川敷にあった自動車の運転練習場や果樹園が水没していた。左上の写真と9/13に撮影した右上の写真を比較していただきたい。
 左下が、災害現場、上り線の線路の下の土砂が完全に流失しており、懸命の復旧活動が続けられていた。また付近の低地の民家では、一階の窓の位置まで泥水に浸かった後が残っており、家の人たちや消防団の人たちが、畳、布団、本などを運び出していた。
 右下は吉井川河川敷右岸にあった児童公園。ブランコがひしゃげ、ベンチも土台ごと押し流されていた。同じ位置の左岸には、息子が野球部の練習で使うグラウンドがあるのだが、こちらも一面石ころだらけで、フェンスはどこかへ流れ去っていた。
 「腐っても鯛」というのはもともと良い意味にしか使わないようだが、こちらはまさに「弱っても台」だ。暴風圏が無くなったとか、中心気圧があまり低くないなどといって油断してはならないことを改めて思い知らされた。
【ちょっと思ったこと】
【新しく知ったこと】
【東京で見たこと、感じたこと(8)少年少女宇宙科学冒険全集】
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 小学校高学年の頃に読んだ「少年少女宇宙科学冒険全集」(岩崎書店。ただし、右下の『第十番惑星』は別の出版社のシリーズ)。現在は絶版になっているようで大変残念だ。左下の『火星救助隊』は、いま人類が火星に行っても十分に起こりそうな話。SFで火星と言えば火星人が相場だろうが、ここに出てくるのは、コウモリとオオカミに似た2種類の動物のみで、これほど寂しい火星を描いたSF小説はあまり見あたらないように思う。左上の『幽霊衛星テミス』は、いまでも出版されている『宇宙人ビッグスの冒険』の続編にあたる。アメリカのテレビドラマの脚本をもとに書き下ろしたシリーズであると記憶していたが、詳しい情報や原書をご存じの方がおられたらお教えいただければ幸いです。
【夕食後の夫婦の散歩】------34日目。妻の歩数で4925歩。---->
  • 農学部〜薬学部〜文学部〜時計台〜事務局〜農学部のコース。
  • ひところに比べると秋の虫の声もまばらになってきたが、旧将校集会所の草むらではマツムシが甲高い声をあげていた。今年聞いた声のなかでは「チンチロリン」にいちばん近い鳴き方だった。
  • 家についたところで空を見上げると、ペガススの四辺形、アンドロメダが空高くに、また東には、スバルとその下に牡牛座のV字型がはっきり見えていた。
【生活記録】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】