じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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10月11日(日)

【思ったこと】
981011(日)[一般]東海道新幹線はなぜ南側が3人掛なのだろう
[Image] [Image]  3泊4日の学会出張から戻ってきたところ。期間中、ネットはもちろん、パソコンに触れることも無かったが、それによる禁断症状が出ることも無かった。ネットが無ければそれなりの別の生活ができるということだろう。ただ、歳のせいか、その日に考えたことは放っておくとすぐ忘れてしまい、飛ぶように時間が流れる。その日に考えたことを日記にまとめるということは、少なくとも私に限っては、時間に流されないための最良の抵抗手段として特別の意義があるように思う。

 さて、出張中にふと思ったことだが、東海道新幹線の普通車の座席はなぜ南側が3人掛け、北側が2人掛けになっているのだろう。このことについては、開業当初に学校の先生から、南側は海が見えて眺めがよいからだというように聞いた記憶があるが、正確な理由を確かめたことは一度もなかった。
 実際のところは、北側(東京に向かって左側)と南側(同じく右側)の景色を比較すると、どう考えても北側のほうが見どころが多いように思うのだが、いかがなものだろうか。
[Image]
 例えば、左側の席に座っていると、岡山駅を出た直後に旭川(写真左上)、しばらくして吉井川(右上)が眺められるが、いずれも南側座席から下流方向を眺めた場合は逆光になって少なくとも写真写りはよくない。
 その後、姫路城、そして京都に着くと、羅生門をイメージしたという(←櫻さんからの情報)巨大な駅ビル(写真2段目左)が見えてくる。この間、南側の席から見えるものと言えば、明石海峡大橋ぐらいのものかと思う。

[Image] [Image]  さらに東に向かうと、米原を過ぎたあたりから左手に伊吹山が見えてくる。真冬ならば第一級の雪山としての貫禄がある。また、冬期によく晴れていれば、岐阜羽島近辺で御岳を眺めることもできる。
 浜名湖をすぎたあたりからは、左手前方に富士山が見え始める。いちばん眺めのよいのは、富士川鉄橋(写真3段目左)から富士市近辺(写真3段目右)だと思う。10/8の朝は、たまたま初冠雪直前の雪の無い頂上を見ることができた。
 近くから見える富士山は三島まで。小田原を過ぎたあたりからは、今度は丹沢の山並みが見える。そして、東京駅到着直前には、東京タワー、国会議事堂など...。
 これに対して、名古屋から東京までの間で南側に見える景色と言えば、熱海〜小田原間で見られる相模湾ぐらいではないだろうか。

 南側の座席は、このほか、日除けを降ろすために外の景色が見えない場合もある。どう考えても、北側のほうが楽しめるように思うのだが...。
 結局のところ、新幹線の利用者の大半は景色には殆ど関心が無く、雑誌を読んだり居眠りをして時を過ごすということか。その需要に合わせて、景色を楽しむ「グランドひかり型」よりも、とにかく乗客を詰め込んで高速で輸送するだけの「のぞみ型」が増えてきたということかもしれない。
 ちなみに、東北、上越、長野行きなどの新幹線についてちょっと調べた限りでは、東海道新幹線とは逆に、東京方向に向かって左側の座席が3人掛けになっている車両が多い(全部?)。この理由もよく分からない。どなたか情報をいただければ幸いです。
【ちょっと思ったこと】
【東京で見たこと、感じたこと(1)】
[Image]  岡山に帰ってきたばかりでオフミ報告を書く時間が無いので、とりあえず、吉祥寺駅での待ち合わせ風景の写真など。通行人には異様な光景に見えることだろう。
 なお、私は一次会のみで失礼させていただいたが、帰りがけに駅入り口付近で胴上げをしてくださるとの提案があり丁重に断った。もしあそこでお受けしていると、セ・リーグの横浜の優勝祝賀胴上げと間違われるところだった。
【夕食後の夫婦の散歩】
  • 東京から戻ってきてくたびれているので本日はお休み
【生活記録】
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】