じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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10月2日(金)

【思ったこと(1)】
981002(金)[日記]9月の「日記猿人界」(2)
 日記猿人登録日記の中には、日々の随想や生活記録を記した文字通りの日記と、論評や創作を主体とした日記がある。もちろん、この日記もそうであるように、両方の話題を取り入れている日記もあって明確に線を引くことはできないけれど、washiさんが最近の日記(日付不明)でふれておられたように、「WEB日記を日常生活の延長として捉える」見方と、「創作(批評行為も含まれる)の一環として捉える」見方には相容れない部分があり、「読んだよ」投票にも影響してくるに違いないと思う。

 次々と登録されていく日記にも基本的にはこの2つのタイプに分かれると思うが、新しく登録された日記に限って言えば、後者の論評・創作系のほうが得票を集めやすいのではないかとふと思った。というのは、もともと日々の生活記録というようなものは、その日記作者自身に魅力を感じ、何らかの共感を得るために読むようなものだ。登録日記数が少ない時には、そういう日記を読み始めるきっかけが多いが、登録数が2000を超えるようになってくると、見知らぬ人の日々の生活記録が注目を集めるということはまずない。いっぽう、論評系であれば、どんな見知らぬ人の日記であっても、そこにオリジナルかつユニークな視点があれば読みに行くはずである。

 この仮説を検討するために、9月の月間得票Top40の日記を登録番号順に並べ替えてみたのがこちら。もし、仮説通りであるとすると、番号が大きいものほど論評系が多くなるはずであるが、いかがなものだろうか(但し、「長老」や「ベテラン」が再登録あるいは別日記として登録したものは除外して考える必要がある)。

 以上述べたことは、あくまで、得票傾向をさぐるという遊び心で立てた仮説にすぎない。生活系の日記を新規に登録しても高得票は得られませんよなどと言っているわけではないので、誤解されませんように。
【思ったこと(2)】
981002(金)[天文]中秋の名月はなぜ満月でないか  10/3の朝日新聞に「中秋の名月なぜ遅い?」という記事があった。今年の中秋の名月(旧暦8/15の月のこと)が10月にずれ込んだのは、旧暦5月のあとに「うるう月」が挿入されたため。国立天文台によれば、「うるう月」はほぼ19年に7回の割合で挿入され、これによって中秋の名月は太陽暦の9/7から10/8までの範囲で変動するという。

 ところで、中秋の名月というのはあくまで旧暦の8月15日の月という意味なので、必ずしも満月とは限らない。今年の場合は、10月5日が月齢14.8(21時)で中秋の名月、その翌日10月6日の朝5時12分が満月だ。ちなみに月と日を足した数を6で割って余りが5になる日は仏滅なので、旧暦の8月15日は、8+15=23だから例外なく仏滅となる。

 この前後の興味深い天体現象をあげれば、まず10/4の18時29分に月が木星の南0度13を通過。晴れていれば、天文に興味の無い人でもおや?何だろうと思うかもしれない。前にも書いたように、今年は木星が近日点通過の前年にあたるため特に明るく、この時期でマイナス2.9等星を誇っている。金星と違って真夜中に真上で輝くので異様に明るく感じるわけだ。もうひとつ、10/6の22時には月が地球に最も近くなり視直径が33'25"という大きさになる。かなり大きな満月が見られそうだ。なお、今年、月が最も近くなるのは来月の11/4で、この時の視直径は33'29"、距離は35万6611km。

 これも前に書いたことだが今年は、月と日を足すとそのまま月齢となる(但し、30を超えた時は30を引く。1月から5月は、月のかわりに2、4、2、4、4という数を使う)。10月5日の月齢は10+5=15となり、殆ど正確。

※満月と月齢についての考察が2/13の日記にあるので、興味のあるかたは御覧ください。但し、2/13分についてのリンク先の点検はしていません。
【新しく知ったこと】
【夕食後の夫婦の散歩】24日目。妻の歩数で5197歩。
  • 久しぶりの快晴。月齢12の月で夜道が明るい。
【生活記録】
  • きのうに引き続き昼間は暑く、岡山では平年より4.2度高い28.8度。もっとも東京では平年より8.1度も高い31.3度まで上がったそうである(ひょっとして東京が全国一の暑さ?)。このところ、曇りや雨の天気ばかりだったので、久しぶりの快晴で外がまぶしかった。しかしこの季節、夕方になるとさすがに涼しく、半袖では肌寒く感じるほどだった。
  • 夕刻17時40分頃だったか、西の空で明るく輝く天体を見る。マイナス3〜4等星ぐらいの明るさで移動し、一時期はマイナス7〜8等星にまで達した。5分後にも同じ様な位置で同じように変化する天体を見た。おそらくイリジウム衛星だと思うが、予報には含まれていないので今のところ確認できていない。
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】