じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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11月22日(土)は妻の要望により2週連続で県北の岡山県立森林公園を訪れた。 今回のコースは画像の緑色の線に示した通りであり、前回とは殆ど重なっていない。数日前に積雪があったが北斜面の日陰の一部を除いて殆ど融けており登山には影響しなかった。よく晴れていて伯耆大山や岡山県北・兵庫県北・島根県方面の山々がよく見えていた。 『もみじ平』から『千軒平』まで尾根筋を歩いたあと『もみじ滝』に下る計画であったが、妻が「せっかくここまで来たのだから『きたけ峰』にも登ってみたい」と要望したため、予定より大幅に時間を費やし、管理センターに戻った時は薄暗くなっていた。総歩数はスマホの計測では20323歩。 森林公園の登山道はよく整備されているが落ち葉が積もっていることもあって一部道に迷いそうなところもあった。なので日没後暗くなってしまうとヘッドランプで照らしても安全に通行することは困難。尾根筋に残っている避難小屋(一部は廃屋化)で一夜を明かしたほうが安全であるようにも思える。いずれにせよ、「せっかくここまで来たのだから」という欲からコースを変更することは登山の基本原則に反するものであった。 なお管理センターで尋ねたところ、園内ではクマの出現は確認されていない。 なお11月22日は『いい夫婦の日』であったが、そもそもこの日が何日であったのかは全く念頭に無かった。帰宅前に立ち寄った近隣のスーパーでも「きょうは21日だったか、22日だったか分からないが特売日ではないなあ」と喋っていた程度。 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 茎が中空になることのメリット、デメリット/双子葉草本の茎が中空になりにくい理由 昨日に続いて、11月21日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。本日は、放送内容から外れるが、 ●なぜストローで飲むようになった? という疑問に関連して、一部の草本でなぜ茎が中空になるのかを調べてみた。 まず、ChatGPTに。 ●植物(草本)のなかで茎の内部が中空になるのはどんな種類ですか? と尋ねてみた。回答は以下の通り。 植物の茎が**中空(=内部が空洞)になる草本**には、いくつか典型的な分類的・構造的グループがあります。主な理由は「維管束が茎の外側に輪状に配置され、中心部(髄)が成長過程で崩壊する」ことです。 以下、代表的なタイプを整理します。 ## ■ 1. イネ科(Poaceae) 最も典型的で、**草本の中空茎といえばまずイネ科**です。
**特徴** イネ科の茎は節(node)で仕切られ、節間が中空になるのが普通です。 これは維管束が外側に束状に配置され、中心部の髄が成熟とともに消失するため。 ## ■ 2. セリ科(Apiaceae) セリ科の多くの草本は **中空または中実〜スポンジ状**。 * フキ、アシタバ、ニンジン(花茎)、ウド、セリ、ミツバ ※完全に中空のものと、スポンジ状のものがある **特徴** 発達した髄が比較的早く崩れて中空化する。野外でも「折ると空洞」が特徴で見分けの手がかりになる。 ## ■ 3. キク科の一部(Asteraceae) 茎が太くなる多年草で中空・スポンジ状になるものがある。
## ■ 4. シソ科の一部(Lamiaceae) シソ科は四角い茎が特徴ですが、**内部が中空になる種がある**。
## ■ 5. アブラナ科の一部(Brassicaceae) 花茎が伸びるタイプで、**花茎が中空になることが多い**。
## ■ 6. ユリ科・ツユクサ科の一部 太い花茎や偽茎が中空~スポンジ状になる例がある。
## ■ 中空化のしくみ(簡単) 草本で中空になる主な理由は
特にイネ科はこの構造が顕著です。 ## ■ まとめ(もっとも典型的なグループ) 中空茎になりやすい代表的な草本は:
続いて以下の質問をさせていただいた。 ●茎が中空になることは、茎が中実である植物と比べてどのようなメリット、デメリットがありますか? いただいた回答は以下の通り。 茎が**中空(空洞)**になることには、植物にとって明確な**メリット**と、条件によっては生じる**デメリット**があります。 構造工学的に見ても利点がある一方、欠点もあります。 以下、植物の視点で分かりやすく整理します。 ■ 中空茎のメリット
# ■ 中空茎のデメリット
# ■ まとめ ## ◆ 中空茎の大きな利点
## ◆ 中空茎の欠点
最後に、 ●なぜイネ科に中空茎が多く、双子葉草本は少ないのでしょうか? と尋ねてみた。回答は以下の通り。 イネ科(Poaceae)に**中空茎が圧倒的に多い**のは、彼らの**進化的背景・茎の構造・生活史**が強く関係しています。 一方、双子葉草本では「必要性が少なく」「構造的に作りにくい」ため、中空茎は少数派です。 以下、「なぜイネ科は中空になりやすく、双子葉草本はなりにくいのか」を、進化・構造・生態の3方向から整理します。
次回に続く。 |