じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【連載】チコちゃんに叱られる! 「ユニフォーム交換の由来」/野球でユニフォームが交換されない理由 7月18日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。この日は、
放送によれば、サッカーで試合後にユニフォームを交換するのは「フランス代表がイングランド代表のユニフォームを欲しかったから」が正解であると説明された。 スポーツと文化の関係に詳しい白旗和也さん(日本体育大学)&ナレーションによる解説は以下の通り【要約・改変あり】。。
さて、ユニフォーム交換で健闘をたたえあうという意味合いが世界中に浸透した経緯は以下の通り【要約・改変あり】。 1970年のメキシコW杯でブラジルとイングランドの試合が行われた。当時ブラジルにはサッカーの王様と言われるペレ、イングランドには世界屈指のディフェンダーと言われるボビー・ムーアが所属しており、勝ったほうが決勝トーナメント進出という重要な試合であり1-0でブラジルが勝利した。その際の2人のユニフォーム交換の様子がテレビで放映され、勝っても負けても敬意を示すという意味合いが世界中に浸透していったと考えられる。 ここからは私の感想・考察を述べる。 まず、解説の中で言及されていた百年戦争と第2次百年戦争はそれぞれどのように決着したのかChatGPTに尋ねてみた。回答は以下の通り。 百年戦争(1337?1453年)と\*\*「第2次百年戦争」(1689?1815年)**は、いずれもフランスとイギリス(またはその前身国)の長期にわたる対立を指しますが、性質も背景も異なります。それぞれの**「決着の仕方」\*\*について説明します。
次に、同じくChatGPTに以下のような質問をしてみた。 ●サッカー、ラグビー、バスケットボールでは互いをリスペクトするためにユニフォーム交換をすることがありますが野球では行われません。なぜ野球のユニフォームは交換されないのでしょうか? いただいた回答は以下の通り。 とても興味深いご質問です。 サッカー・ラグビー・バスケットボールと違い、**野球ではユニフォーム交換が慣習になっていない**のには、いくつかの文化的・実務的な理由があります。以下にその主要な理由を挙げます。 ## ? 野球でユニフォーム交換が行われない理由
なお、\*\*記念的にユニフォームを贈呈する場面(例:引退試合、特別な交流戦)\*\*はありますが、それは特例であり、サッカーのように毎試合行う文化にはなっていません。 ここからは私の感想・考察を述べる。 私はもともとサッカーの試合は殆ど観ないので、試合後のユニフォーム交換も生中継で見たことは一度も無いが、いくらリスペクトと言ってもあんなに汗臭いものは要らないというのが率直な印象である。どうせなら新品の袋入りのユニフォームを交換すれば洗濯の手間も省けて合理的であるように思うのだが、それでは中継されてもインパクトに欠ける。 もっとも実際に着用していたユニフォームを脱いで相手と交換するためには上半身が裸にならなければならない。なのでこの慣習は女子サッカーには絶対に広まらないだろう。 あと、野球でユニフォーム交換が行われない理由だが、攻守が刻々と入れ替わるサッカー、ラグビー、バスケットボールなどと異なり、野球というのは攻守がはっきりと交代するようになっており、攻撃の際は守備側9人に対してバッター1人が対戦するようになっている【←ランナーがいれば最大で塁上3人と打者1人の合計4人】。選手同士がぶつかり合うとすれば走塁の際の偶発的な接触のみである。こうした特徴もユニフォーム交換をしない背景にあるように思う。 このほかユニフォーム交換が行われているか、もしくは今後行われるようになりそうな競技としては、格闘技、バレーボール、卓球、バトミントンなどが考えられる。といっても、当然、脱ぐと全裸になってしまうような形態のユニフォームは交換できないし、また上半身裸になれるのは男子選手に限られているだろうから、この先他競技に広まることがあってもその範囲はきわめて限定されるのではないかと推測される。 次回に続く。 |