じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 12月12日の午前10時過ぎに、オリオン座のベテルギウスが小惑星レオーナに隠されるという現象が予報されており、生中継サイトにつないで待機していたが、まことに残念ながら現地が曇りということで中継はキャンセルされた。
 アストロアーツの記事によれば、
詳しい観測解析はまだですが、IOTA/EA(国際掩蔽観測者協会東アジア)の早水勉さんたち19名のチームはトルコのブルサ近郊を観測地とするも曇り、米・フロリダ半島へ出向いたチームも曇りで観測不成立との報告がありました。
一方、伊・カリアリからは「減光」の報告。スペインのコルドバへ遠征した星ナビ編集部観測隊も、薄雲が広がる中、連続静止画や動画を撮影したほか、肉眼での観察で「減光」を確認しました。
とのことで、観測できた地域は限られていたようだ。

 空の景色が一変する皆既日食とは異なり、ベテルギウスがわずかに減光するだけのいたって些細な変化に過ぎないのだが、640億年も離れた巨大な恒星と太陽系の小惑星を結ぶ直線が地球表面に達するという極めて稀有な現象はぜひともこの目で眺めてみたかった。ま、どっちにしても日本では見ることができないので、ネット中継であっても、観測に成功した方の記録動画を拝見しても、同時性が損なわれている点を除けば大差無いという気はするが【←どっちにしても、ベテルギウス自体がすでに爆発しており、我々は過去の爆発前の姿を眺めているに過ぎないという可能性が大きい。



2023年12月13日(水)




【小さな話題】どうする、新NISA

 2024年から新NISA制度が始まる。金融庁のサイトによれば、その概要は、
  1. 年間の投資枠は『つみたて投資枠』が120万円、『成長投資枠』が240万円
  2. 全体の保有限度枠は、1800万円。但し『成長投資枠』は1200万円。【『つみたて投資枠』だけで1800万円まで貯めることもできるようだ】
  3. 枠の再利用が可能。
となっていた。

 さて、我が家の場合は、夫婦いずれも高齢者となっていることから、今さら資産を増やしたところで10年後、20年後まで長生きできるという保証はない。明確な目標も無いままにダラダラと資産を増やしても何の意味も無い。それよりも、75歳まで、80歳まで、80歳以降、...というように区切って、それぞれの年齢区分で何にお金を使うのかを明確にした上で、その予算計画を補完するためにNISAを限定的に利用するということになりそうだ。

 そういう意味から言えば『つみたて投資枠』というのは殆ど意義を感じない(←余剰資金があるというなら別だが)。『成長投資枠』の1200万円分をいかに有効に使うのか、がポイントになりそう。

 ところで、今回の新NISAは現行NISAとは別の制度であるゆえ、
  • 現行NISAはこれまで利用してきたA証券で5年後に自動消滅
  • 新NISAは新たにB証券で開始
という『乗り換え』が簡単にできるものだと思っていた。しかし、じっさいには、
現行のNISA(一般・つみたて)を利用している者については、新制度開始時に新しいNISA口座(つみたて投資枠及び成長投資枠)が自動的に設定されるなど、新制度の手続が複雑とならないよう手当てしています。
となっていて、別の証券会社に乗り換えるためには、
  • 変更前の金融機関に変更を申し込み、『勘定廃止通知書』または『非課税口座廃止通知書』を送ってもらう。
  • 乗り換え先の金融機関に、上記の廃止通知書とともにNISA口座開設届や本人確認書類を送る。
といった手続が必要であり、しかも乗り換え先の金融機関と税務署で審査が行われるため一定期間待たされることになるようだ。

 ま、A証券とB証券を比べるとB証券のほうが手数料が安い、投信の取扱銘柄が多いといったメリットがあることは確かなのだが、そこまで面倒なことをしてまで乗り換えるメリットは無いし、1つの証券会社だけに全財産を委ねるのはリスクが大きいということもあり、このままA証券のほうで新NISAを続けることにしようかと思っている。

 さて、とりあえず、来年度の『成長投資枠』は240万円、夫婦合わせれば480万円ということなので、これを2024年中にどう満たすかということが課題となる。この場合、定期預金や債券のように定期的に利息等が受け取れるものであれば、課税対象となっていた各種資産を解約して、1月の早い時期にドカーンと480万円分を買い付けるのが最もお得であるように見える。しかし、株式投信などの場合は株価の変動があり、外国投信ともなれば為替の動向にも注意をはらう必要がある。年前半で半分、それも1日1万円程度で、相場の推移を見ながら少しずつ買い付けていったほうが安全であるように思う。
 なお2024年内には、現行NISA枠で非課税となっていた投信がロールオーバーできないために課税対象、もしくは償還となるため、実質的にはそれらの資金を新NISAの枠の再購入にあてることになる。

 とにかく、高齢者となった私にとっては、資産の使い道はきわめて限られている。そろそろ、高齢者施設の入居費用や月々の負担額について調べる必要がありそう。