じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 Googleの気に入らないターゲッティング広告を表示停止にする方法。しかし、いったん停止されても、再度ブラウザーを開いたり別のサイトに移動すると、その広告がますます頻繁に表示されることがある。↓の記事参照。



2023年9月9日(土)




【小さな話題】ストーカーまがいのターゲッティング広告は撃退できるか?/本当に儲かる話は広告不要

 以前より、FirefoxやGoogleChromeでネットサーフィンを行っている時に、某不動産投資の広告が頻繁に表示されるようになった。私自身はそのような投資には全く興味が無いし、また広告が将来にわたって高配当が保証されているかのようは紛らわしい文面になっている点を不愉快に感じていた。
 この広告はGoogleから提供されているため、広告枠の右上のところの×印をクリックすると一時的に表示を停止することができる。上掲の画像で言えば、
  • A:不愉快な広告が表示された時、右上の×印をクリック。
  • B:「フィードバック送信」を選ぶ。
  • C:フィードバックの理由を選ぶ。不動産投資の広告に関しては、広告が将来にわたって高配当が保証されているかのような錯覚を起こさせる文面になっているので「広告のコンテンツが不適切」を選択。
  • D:Googleから受信のメッセージ。
  • E:広告の表示が停止される。
ということになる。しかしその表示は当該画面だけに限られており、再び同じ画面を読み込んだり、別のWebサイトに移動すると、表示を停止してもらったはずの広告が、閲覧者をおちょくるかのように頻繁に表示される場合がある。

 そこで8月頃から、当該の広告が表示された時に必ず上掲の表示「停止」操作を実行し、どのくらいしつこくフィードバックすれば完璧にその広告を排除できるのか試してみた。
 その結果、最初の2週間程度は、当該広告の表示頻度はむしろ増加したが、その後、別の広告への置き換わりが進み、1カ月ほどでほぼ非表示となった。但し未だに、初めて閲覧したようなコンテンツの中に表示されることがあり、完全には撃退できていない。

 このことで思ったが、私が行った表示「停止」操作が表示頻度を変化させていることからみて、当該広告がターゲッティング広告であることは間違いなさそうだ。しかし、表示が開始されてから少なくとも2週間程度はむしろ、「表示してほしくない」というメッセージを送ること自体が、「その広告に関心を持っている」と誤認されているような気がしてならない。ま、いずれせよ、そうやって何度も何度も表示されることで広告主はムダな広告掲載料を払わなければならないだろうから、ざまあみろという気がしないでもないが。

 ちなみに、Yahoo! JAPANから提供される広告の場合は、広告枠の右下に「i」のような菱形ロゴがあり、これをクリックすることで当該広告あるいは広告主を丸ごと非表示にすることができる。以前、特定有名人を誹謗中傷したり、特定の政治的主張を押しつけるような不愉快な広告が頻繁に表示されたことがあったが、非表示操作後は完璧に排除できるようになった。Googleの広告もそのような機能を持たせてくれるとありがたい。
 なお、私自身は、Firefox、Chrome、EdgeのほかにBraveを使うことがある。Braveでは不愉快な広告がほぼ100%撃退できるので、広告嫌いの私にとってはありがたい。但しBraveでは閲覧できないサイトもあり、Braveだけの利用に移行することはできない。【資本主義社会である以上、何かのサービスを無料で利用するためには広告が不可欠であるということも理解している】。





 ここからは少し別の話になるが、最初に取り上げた某不動産投資の広告は、表示頻度の多さからみて、莫大な広告費を投じているように推測される。確かに心理学では単純接触効果というのがあり「繰り返し接すると好意度や印象が高まる」ことで知られている。もっともこれは万能ではない。リンク先にも記されているように「後の研究により、10回からは効果が低減することが分かっている[3]。また対象に興味が無い段階では好感度が高まるが、一度嫌悪感を抱くと逆効果となることも分かっている。 」という。例えば、片思いの相手にしつこくつきまとうとますます嫌われるようになる。私自身は特に、繰り返し提示がしつこいと嫌悪感をいだく傾向が強い。TVで繰り返し宣伝されている各種健康食品、歯の治療法などのCMにはおしなべて嫌悪感を感じている。

 某不動産投資の広告についてもう1つ言わせていただくが、そもそも、本当に儲かる話であれば広告など出す必要はない。そういうウマい話はどんなに秘密にしておいても漏れてしまうものだ。じっさい、私が学生の頃には、郵便局の定期貯金で大もうけができるという話が密かに伝わっていた【1998年4月10日の日記参照】。このような話は、一度も宣伝されることはないが、かなりの大もうけをした人がいたはずである【←残念ながら私は、当時、その奥の手を知らなかったが、代わりに郵便局の普通貯金と銀行の普通預金の預け替えを繰り返して一定の「高利息」を得るという方法は自分で思いつき実践していた時期があった】。
 あくまで一般論であるが、膨大な広告費をかけなければ人が集まらないというのは、どこかに裏があるのではないかと疑ってみる必要がある。可能性としては、自転車操業、あるいはそこまでインチキで無かったとしても、契約者を増やしていかないと収益が確保できないようなビジネスモデルになっている可能性がある。不動産投資の場合、投資物件の老朽化によるリフォーム費用、空室率の増加などがあり、いまの実績としては収益率が高かったとしても、その収益が10年後、20年後まで続くという保証は全く無い。
 なお、健康食品についても同じことが言える。本当に効果がある食品であれば、それを摂取している人たちと摂取していない人たちのあいだで、健康寿命、心身機能などに明らかな差が生じるはず。そのことが数字で示されるほどにもなれば、何も宣伝しなくても、国家レベルで摂取が推奨されるようになるはずだ。そういう証拠が得られないからこそ、ウソっぽい個人の体験談などに委ねて購入者を増やそうとしているのである。