じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 今回の旅行はアシアナ航空利用のためインチョン空港で乗り継ぎとなっていたが、往路は5時間20分、帰路は8時間10分というように長時間待たされることになった。そんななかで退屈さを紛らわせてくれたのが空港内で行われていた『王家の散策』イベントであった。
 このほか、韓流ドラマの衣装で写真撮影という無料サービスがあった。さすがハブ空港だけあって、乗り継ぎ客へのサービスが行き届いている。次回はぜひ乗り継ぎツアーに参加したいと思っているが、帰国便に間に合わなくなりそうでつい躊躇してしまう。


2023年6月1日(木)



【小さな話題】2023年5月の「じぶん更新」を点検する

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という今年からの新企画。なお2023年1月の点検は3月1日の日記、2023年3月の点検は4月1日の日記にあり。

 さて、2023年5月は、5月8日までの8日間が帰省、5月18日から27日までの10日間がカザフスタン・マンギスタウ州方面への旅行ということで、移動日を含めると31日間のうち18日間は岡山以外の場所で生活ということになった。岡山不在日が1カ月の過半数を占めるというのは滅多に無いことだ。なおこの先、少なくとも9月までは外泊の予定は全く無い。

 まず、日々の生活の持続の指標の1つであるウォーキングの歩数は、総歩数279633歩、1日あたり平均で9020歩となり、目安としている1日平均7000歩以上を大幅に上回った。その最大の理由は、カザフスタン旅行の10日間【移動日を含む】の総歩数が139282歩、1日当たり平均で13928歩となったことである。これは、旅行中のトレッキングや市内観光、空港内での移動のほか、テント泊中、毎朝一人でテント周辺を1時間程度歩き回ったためであった。じっさい、テント泊4日簡の歩数は16043〜23667歩に達していた。但し、一部、車で悪路を移動中の振動が歩数にカウントされていた可能性もある。

 長期間の不在は、岡山での日常生活がどのような行動で成り立っているのかを知る上での手がかりを与えてくれた。
  • 5月上旬の帰省時は、けっこう時間を持て余しており、持参したノートパソコンにインストールされている麻雀や囲碁のゲームで遊んだりした。これらのゲームはノートパソコンの電源を入れれば岡山でも同じように遊ぶことができるのだが、じっさいには岡山に戻ってからは一度も起動したことがない。このことは、岡山では別の作業がいろいろあって、ゲームなどで遊ぶ時間的余裕が無いということを示している【←但し岡山ではオンラインで毎日脳トレゲームに参加しているがせいぜい20分間程度】。では岡山では何が忙しいのか、と言えば、どうやら大半はネット上での検索、ブログ掲載写真の編集、オンラインでの諸手続、その他身の回りの雑用にあてられていることが判明した。
  • 長期間の旅行から戻った時にいつも感じることだが、旅行後の日常生活では1日があっという間に過ぎてしまい、やろうと思っていたことがなかなか達成できない事態に陥る。また、やり忘れて後から気づくこともある。要するに、見かけ上は行動のスピードが鈍くなったということだが、その原因は、規則的な行動連鎖がうまくまわらず、日常諸動作を次々とこなすことができないためであると思われる。これを基に戻すには、毎日特定の時間には同じことをする、行動を行う順序を固定するというような規則的な生活習慣の確立が求められる。規則的な生活というと堅苦しく自由が奪われた生活のように思われるが、じつはそうではない。規則的な生活を基盤にすることで、より多くの自由を手にすることができるのである。


 最近は円安と資源価格高騰により海外旅行代金がコロナ前の2倍に跳ね上がり、気楽に出かけることができなくなってしまった。また、コロナ収束に向かいつつあるとはいえ、国家間の対立や内政問題などによって旅行可能地域も大幅に縮小されており、「ぜひとも行ってみたい」エリアが限定されてしまった。それでもなお、1年に2回程度は旅行先を決めておいて、それに向かってトレーニングをしたり体調管理をしっかり行うということには意義があるように思う。この先何の目当てもなしにダラダラと加齢を進行させるよりはよっぽどマシ。とはいえ、旅行資金の確保もなかなか難しくなってきた。

 最後に、新たに経験したこと、新たに知ったこと、といった意味での「じぶん更新」は以下の通り。