じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 4月30日の北九州は雨が上がりほぼ快晴となった。
 上の写真は、皿倉山。北九州市内の各所から眺めることのできる山だが、標高は622メートルで、スカイツリーの634メートルより少しだけ低い。皿倉山が見えるたびに、それよりもっと高いスカイツリーが造られたことに驚嘆してしまう。なお山麓の茶色い部分は竹林。いまの時期は『竹秋』。
 下の写真は、同じ場所から撮影した洞海湾方面。遠くには響灘も見えていた。なおこちらの写真の手前の部分は、スダジイの花ではないかと推測される。


2023年5月1日(月)


【小さな話題】2023年4月の「じぶん更新」を点検する

 月単位で「じぶん更新」状況を点検する、という今年からの新企画。

 まず、日々の生活の持続の指標の1つであるウォーキングの歩数だが、あいにくデータを記録したファイルをコピーして持ってくるのを忘れたため、本日のところは記すことができない。帰省から戻ったら追記する予定。

 新たに経験したこと、新たに知ったこと、といった意味での「じぶん更新」は以下の通り。
  1. AIの進歩で仕事を奪われる人と、新たなビジネスチャンス(1)
     4月に入ってから、自治体や民間企業で、一定の制約条件をつけた上でChatGPTを試験的に導入するという動きが毎日のように報じられるようになった。またいくつかの大学では学生向けの利用指針や、学術誌でChatGPTを活用した論文執筆の指針などが示されるなど急ピッチで変革が進んでいる。ChatGPT以外の対話型AIや生成AIの開発も進んでおり、この先数年以内に、人類の歴史に大転換が生まれそうな予感がする。
     この先何十年も経たないうちに、AIを悪用した犯罪や独裁体制が生まれ、それがきっかけとなって人類は滅びてしまうかもしれない。そうならないためにも、AIを人類全体の幸福のために活用できるような技術者を育て上げていく必要がある。


  2. ワイルドライフ 『カナダ北極圏 幻の白いオオカミ 壮絶な生きざまを追う』
     夕食時にたまたま視た番組。動物番組はいろいろと視ているが、食物資源が限られている北極圏では、いちだんと過酷であった。群れを作って支え合ったり、縄張り争いで殺し合ったり、また、必死に子どもたちを守ろうとした母親の努力も空しく天敵に襲われてしまったり、そしてその天敵の家族にとっては、やっとのことで獲物を得たことで飢え死にから逃れられたり、というように、もはや何が善で何が悪かというような基準は通用しない。『七匹の子ヤギ』も『三匹の子豚』もそうだが、オオカミは別に悪者ではなく、そのように進化したために、ヤギや子豚を獲物にしているだけのことだ。もちろん人間社会では、社会全体が幸福で安心して暮らせるような倫理基準が必要。とにかく安易な擬人化は無用。イソップのような動物が登場する寓話も、現実の動物社会には当てはまらないことを悟るべきである。


  3. 『チコちゃん』の「ブルーチップは1円で1枚」、NHKプラスで訂正される/NHK朝ドラ『らんまん』の槙野万太郎と、ホンモノの牧野富太郎の違い
     「ブルーチップは1円で1枚」という誤情報は、NHKプラスのオンデマンド配信では訂正されたようだが、翌週以降の本放送のほうでは特段の訂正画面は無かった。
     『らんまん』はあくまで創作であり、牧野富太郎博士の実話通りには展開しない。とはいえあまりにも事実と異なる内容になってしまうと、牧野博士自身が誤解されてしまう恐れもある。


  4. 楽天版のほうで、『2000年パミール横断カラコルムハイウェイ』のアルバム連載を開始。
     23年近く前のデジカメ写真であり、これから旅行する方向けの有益情報もなく、殆ど自己満足的なコンテンツになっていることは承知している。それでもなお、私個人にとっては、古い旅行写真を必要に応じて補正し【←画質の悪い写真をシャープ化する、逆光補正するなど】、整理してネット上に公開することは、もう一度同じ場所を旅行したような感覚が蘇り、老後の楽しみの1つとなっている。


  5. 4K放送初体験
     妻の実家で4K放送を初めて視聴した。しかし、私の目で視る限りは、4Kも地デジもBSも全く同じ画質であり、4Kの何が素晴らしいのかさっぱり分からなかった。私の場合、テレビ放送は老眼鏡無しで視ているので、実際はかなりぼやけた画像に見えているはず。その証拠に、番組表を画面に表示しても文字がはっきり見えないことがある。そうは言っても、老眼鏡をかけてまで鮮明画面を視たいとは思わない
     なお我が家のテレビは4Kには非対応となっており今のところ4K対応機種に切り替える予定はない。テレビ受信機だけ切り替えても、番組を録画できない。私の場合、テレビ視聴に時間を拘束されるのが嫌なので、たいがいは録画・再生で視ることにしている【食事中に視るニュース番組は除く】。なのでいくら高画質だからといって、録画できないような放送を見たいとは思わない。また、だからといって録画機(もしくはUSB接続のHDD)まで買い換えるほどの必要性は感じない。
    ]聞いたところでは、今年の12月からは、BS1とBSPが統合・縮小され、4K放送との2本立てになるらしい。このことによって、我が家では衛星放送で視られる番組の数は半分に縮小される。4Kの受信機を保有しない家庭に対して、4Kを含めた受信料を徴収するのはつじつまが合わない。そのぶん受信料を値下げしてもらいたいところだ。





     4月は新年度であり、世間でもいろいろと変化があった。思いつくままに並べてみると、
    1. 自転車運転中のヘルメット着用が努力義務化された。→定年退職前に自転車通勤を徒歩通勤に切り替えて以来、自転車には全く乗らなくなってしまった。まだ使える自転車が1台あるが、そもそも使い道がないので乗っていない【短距離の買物なら徒歩。買い出しは自家用車利用のため】。
    2. 毎朝視ているモーサテで、月曜日のメインキャスターがふちこさんになった(サブキャスターに池谷亨さん)。また野沢春日さんが卒業された。
    3. たまたま視たNHKのどじまんで、司会者が女性に代わっていることに気づいた。ウィキペディアによれば、2013.4.7から2023.3.26までが小田切千さん、2023.4.2以降は、廣瀬智美さんと二宮直輝さんの交代担当ということなので、たまたま視た時の女性司会者は廣瀬智美さんであったようだ。