じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 珪藻土バスマットが突然、縦に真っ二つに割れてしまった。原因は不明。妻が購入した店まで持っていったところ、新品と取り替えてくれた。
 なお、珪藻土バスマットは、数年前にアスベスト含有騒ぎがあったが、割れてしまった製品は対象に含まれていなかったことが確認されている。

2023年4月7日(金)



【小さな話題】最近視たTV番組・映画『天国から来たチャンピオン』『業の花びら 宮沢賢治』『藤子・F・不二雄のSFワールド探検』

 3月から4月上旬に録画再生で視たTV番組(映画を含む)の備忘録と感想。
  • 【4月1日放送 BS日テレ】天国から来たチャンピオン
     1978年のアメリカ映画。最近はTVで放送されている映画は殆ど観ていないのだが、この作品は妻が録画してあったのをたまたま視聴。最後まで一気に観た。
     映画の結末は全く分からなかったが、見終わったあとで、
    • 前にも観たような気がする。
    • 主人公のジョー・ペンドルトンは何となく見覚えがある。
    という記憶が蘇ってきた。さっそく過去日記を検索したところ、2015年1月22日の日記に鑑賞記録が記されていることが判明。またジョー・ペンドルトンを演じた俳優ウォーレン・ベイティが『俺たちに明日はない』のクライド・バロウ役であったこともちゃんと記されていた。
     以前にも別の映画について、「結末の予測がつかない初めて観た映画だと思っていたが、過去日記を検索したところ、○○年○月に鑑賞した記録があった」と書いたことがあったが【←これまた、いつの日記だか思い出せない】、私の場合、加齢の影響もありよほど強く印象に残った映画以外は、5年〜10年経つと、タイトルも内容もすっかり忘れてしまうようである。ここまで記憶が衰退してきたのか、と我ながらあきれてしまうが、ま、昔観た映画でも常に新鮮な感動を味わえるというメリットも無いわけではあるまい。旅行先でもそうだが、初めて訪れた場所のほうが新鮮な感動がある。懐かしさは味わえないものの、前に訪れていたことをすっかり忘れていたほうが新鮮な感動の度合いは大きい。


  • 【3月24日 NHK-BSP】業の花びら 〜宮沢賢治 父と子の秘史〜
     宮沢賢治については2016年4月に「宮澤賢治はなぜ浄土真宗から法華経信仰へ改宗したのか』という話題を取り上げたことがあった、父親の宮澤政次郎との間では宗教や職業をめぐって連日口論した時期があったが、父子で比叡山に登って延暦寺を訪れるなど、一緒に過ごした時期もあった。なお政次郎は戦後の1951年に、かつての賢治の望みに応える形で宮沢家を浄土真宗から日蓮宗に改宗したという。
     放送では、父子の秘史に並行して、保阪嘉内との交流も取り上げられていた。賢治は保阪に「親友」以上の思いを寄せた可能性があるが、同性愛に近いものであったかどうかは不明。なお、保阪嘉内との交流については『宮沢賢治 銀河への旅 〜慟哭の愛と祈り』という番組でも取り上げられたことがあった。そのいっぽう、妹トシとの兄妹関係もあるし、また、はっきりとは覚えていないが、確か、人妻となった女性に思いを寄せていたことを示唆する出来事もあり、おそらく賢治にとっての「愛」というのは、性を超えた崇高なものであったと推測される。


  • 【4月2日 NHK-BSP(初回放送3月20日】藤子・F・不二雄のSFワールド探検
     藤子・F・不二雄先生と言えば、ドラえもんがあまりにも有名だが、実は同じ藤子・F・不二雄さんが描いたとは思えないような短編作品があり、4月9日から実写版の短編ドラマとして放送されるという。
     似たような短編ドラマとしては、昨年放送された『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ』がありいずれも名作であった。今回の藤子・F・不二雄ドラマのほうも毎週録画予約設定をしており、星新一ドラマと対比しながら楽しみたいと思う。
     なお、藤子不二雄A先生の『笑ゥせぇるすまん』のアニメは公式チャンネルからかなりの作品が無料で視聴できるようである。私も何本か視聴させていただいたが、後味の悪い結末が多くて、なかなか視聴が進まない。