じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 Windows11の最近の不都合。
  • 画像上:撮影した写真をフォトアプリで表示した時にサムネイルにジャマされて写真全体が見えない。
  • 画像下:フォルダー内で右クリックして「新規作成」を選んだ時に「テキストドキュメント」の項目が出現しないことがある。

↓の記事参照。



2023年3月2日(木)



【小さな話題】
  • Windows11の最近の不都合

     昨年12月初めに主力機のデスクトップパソコンをWindows10から11にアップグレードした。その後、特に問題なく使っていたが、最近の大規模アップデートのせいか、いくつか不都合が起こっている。
     1つは、フォルダー内の写真を「フォト」アプリで表示しようとすると、画面下部にサムネイルが勝手に現れてしまうことだ。これでは撮った写真の下部がどのように写っているのかを確認できない、迷惑な機能だなあと思ったが、ネットで検索したところ、その画面を左クリックするたびに、サムネイルが現れたり消えたりすることが分かった。

     もう1つは、フォルダー内で右クリックして「新規作成」を選んだ時に「テキストドキュメント」が指定できなくなってしまうという現象であった。ネットで検索したところ、この現象はそれなりに頻発しているようで、いくつか対応策が紹介されていた。しかしそれらはレジストリをいじるというもので、素人の私が手を出すには相当のリスクを伴う。
     とりあえず「再起動」で何とかならないかと試したが、1度目は改善せず。しかし、翌日に電源を入れた時には、ちゃんと復活していた。ということでもうしばらく動静を見極めたいと思うが、起動のたびに現れたり消えたりフラフラしているようでは、安心して使うことができない。

  • クルーズ船の数え方 BingとChatGPTにも尋ねてみたが

     各種報道によれば、3月1日午前7時半、ドイツの会社が運航するクルーズ船「アマデア」が、ヨーロッパからの乗客・乗員およそ800人を乗せて、静岡市の清水港に入港した。新型コロナの感染拡大により国際クルーズ船の受け入れが途絶えていたが、3年ぶりの再開第1号の寄港となった。
     このニュースで気になったのは一部のニュースで「国土交通省によると、1月中旬時点で、年内に外国クルーズ船212本が日本に来航を予定しているという。」というようにクルーズ船の数を「隻」ではなく「本」という単位で数えていたことである【テレ東のモーサテ、FNN系など】。
     念のためこちらを閲覧したが、やはり客船は「隻」が一般的なようだ。もっとも海外旅行のパッケージ・ツアーなどは「××方面へのツアーは○本出ています」というように「本」が使われる。クルーズ船の寄港は、船自体ではなく旅客の訪問に期待が寄せられているので、クルーズ船ツアーの数という意味で「本」が使われているのだろうか。
    ]その後Bingのチャットで「最近のニュースで「国土交通省によると、1月中旬時点で、年内に外国クルーズ船212本が日本に来航を予定している」と報道されました。ここではなぜ「212隻」ではなく「212本」という単位で数えられているのでしょうか?」と尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。
    このニュースでは、「212本」という単位で数えられているのは、1本のクルーズで複数の港を周遊することがあるからです12。つまり、同じクルーズ船でも、寄港する港によっては何度も来航することになります。そのため、「212本」は「212隻」とは異なる意味を持ちます。例えば、「今年は外国クルーズ船が100隻寄港した」という場合は、100種類のクルーズ船がそれぞれ1回ずつ寄港したことを意味しますが、「今年は外国クルーズ船が100本来航した」という場合は、同じクルーズ船でも複数回来航した場合も含まれることを意味します。
     なるほど、「外国クルーズ船212が日本に来航を予定している」と表現すると、別々の船が212隻あってそれぞれ11回ずつ寄港するという意味を含むが、「外国クルーズ船212が日本に来航を予定している」と表現すれば、例えば53隻の船が4回ずつ寄港するというような場合も含まれるようになる。
     なお、テレビ朝日系の記事には「清水港では新年度70を超えるクルーズ船が入港する予定です。」というように「隻」が使われていたが、常識的に考えると別々のクルーズ船が1回ずつ寄港して合計70隻になるとは考えにくい【←国際クルーズ客船がそんなにたくさんあるとも思えない】。けっきょく、「隻」で表現しても「本」で表現しても数え方はあまり変わらないように思える。
     なおChatGPTにも同じ質問をさせてもらったが、こちらのほうの回答は何ともいい加減なものだった。
    日本では、船を数える場合には、一般的に「本」を使って数えます。これは、船が日本の伝統的な交通手段である船舶に由来するものであり、長い歴史の中で船が重要な役割を果たしてきたことが背景にあります。また、「本」は、細長い形状を持つ物品に対して使われる数え方であり、船の形状にも合っているため、このように数えられるようになりました。
    一方、英語圏では船を数える際には、一般的に「隻」を使って数えます。これは、船が英語で"ship"と呼ばれることに由来しています。また、船舶においては、個々の船がそれぞれ異なる名前を持っているため、英語では船の名前を使って特定することが一般的です。
    したがって、日本語では船を「本」で数えるのが一般的であり、このニュースでも「212本」という表現が使われたのだと思われます。